オットーの退職金②の続きです。

 

6月20日(火)正午。

 

会社側からの異議申し立てがなく、上記の日時から、

 

  • 解雇日7月31日までの休職
  • 退職金 20,000€(約3,092,380円)
 
が正式に決定されました。さらに休職中の1ヶ月間は全額の給料が支払われます。弁護士さんも仰ってましたが、なかなか良い和解案だそう。
 
ところで、
 
同じように解雇され訴訟提起した上司のAさん。Aさんも和解が決まっていたのですが、和解決定後に会社側が「年収の半分」を餌に解雇日を延ばしてポーランドのアウトソーシングへ引き継ぎ業務を提案。Aさん側から和解を取り下げ、提案を受け入れました。
 
ちょっと不満しょんぼり「金に釣られたか…」
 
 
結局、今までの弁護士費用の数千ユーロが無駄。解雇取り消しが考慮されるならまだしも、それがない会社に解雇日までいい様に使われてるような気がして私達は絶対に受け入れられませんでした。
 
話を戻し、
 
訴訟問題はこれで終了。「弁護士保険」のおかげで費用は250€(約38,654円)で済みました。
 
さて…、
 
来月分の給料と税金を引かれた退職金をとうするか?オットーは8月まで仕事なし、ムスメの夏休みも目前。日本へ「旅行」みたいな贅沢とかできるんじゃね?

 

 

などと考えますが、

 

何が起きるかわからないし、その時に困る事がないように堅実に全額貯金します。まあ旅行なら一泊二日で近場かな。

 

次回に続く