ドイツのネットフリックスには1998年製作された、
『トライガン』
があります。
地球から遠く離れ、ホーム(地球)より遥かに巨大な大きさを持つ5つの月と人類が住むさらに大きな砂漠の惑星。二重恒星・高重力の過酷な自然の中でどうにか人々が暮している砂漠の星を舞台に、600億$$(ダブドル)の賞金首、「人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)」ことヴァッシュ・ザ・スタンピードが繰り広げるガン・アクション。
ーウィキペディア日本語版より
まず何がいいかって、オープニング曲がカッコいいんですよね。80年代〜90年代のまだまだ"手書き"の作画は好き。最初はバッシュがメリル達と出会って明るい笑いありな展開からシリアスな展開のストーリーは実に面白い。ウルフウッドには涙して、バッシュの"決意"は最後までブレないところが良かった。「ロシアン・ルーレット」が緊張感バンバンのラストバトルはスタイリッシュで最高。声優も鶴ひろみさん、関俊彦さん、など豪華で子安さんもザコ敵チョイ役で楽しめます。
それなのに…
辛辣、汚いですが正直な言葉で表すと、クソ失敗作。しょっぱなからタネ明かし的なバッシュの過去、そのあと幼くなったメリルを見ただけで萎えた。ミリィちゃんじゃなくてオッサンとか設定も変更されてるのはあり得へん。主役のバッシュすら今どきのヘアスタイルになって少し若め、腕違うしナイブズもなんか…。いや、なんかもう予告編で核心バラしてますよね?
グラフィックは格段に綺麗だけど、もう色々クソすぎてとりあえず1話だけ何とか我慢して観たあと、マイリストから削除しました。クランチロールで配信されるのマジすっごく期待して待っていたのに、こんな出来に今の喪失感といったら…こんな残念すぎるリメイクする製作者達のセンスがわからない。
それでは