穴茄子島の美術館にある、
ディエゴ・べラスケス作
「ラス・メニーナス」
1656年
という絵画。中央の愛らしい金髪の少女はスペインのハプスブルク家のマルガリータ王女。べラスケス自身や鏡には国王夫妻も映ってます。
この絵画から「ハプスブルク家」にちょびっと興味が湧いて調べてみれば…
面白かったサイト
スペインのハプスブルク家が壮絶でした。金髪碧眼と白い肌に透いた青い血。一族が信じた「高貴なる青い血」と莫大な資産・領土を他家から守るために家格が下の者との婚姻を拒み、さらに宗教の掟にも従い、「ハプスブルクの顎」と呼ばれる先端肥大症と早逝の深刻な弊害にもかかわらず、マルガリータ王女のように叔父+姪などの近親婚を繰り返した結果、たった5代で滅亡。最後の代となったカルロス2世は今の世ならば知的・身体的疾患がある重度障害者にあたり、それでも婚姻や世継ぎを残すため必死になった一族は狂気の沙汰としか言いようがない…。
たまには美術史や歴史を学ぶのは良いものです。
それでは