今回から観た作品だけ紹介したいと思います汗

 

紹介済みの作品はタイトルまたはリンクだけ、新しくご紹介するのは予告編(だいたい英語版)です。紹介後に打ち切りになる作品もあります。

 

観た作品は主に犯罪ドキュメンタリー。あとは災害ドラマとホラーです。

 

アイ・ジャスト・キルド・マイダッド右矢印実父を射殺した少年の背景には、悲惨な虐待の人生が隠されていました。人命を奪ったにも関わらず、ラストは少年に対して「良かったね」と思わずにいられなく、取り戻せない親兄弟の絆に涙が流れます

 

イントゥー・ザ・ディープ右矢印2017年デンマークはコペンハーゲンで起きたスウェーデン人女性ジャーナリスト失踪殺人事件。容疑者は当時、自作潜水艦で世間を賑わせていた男。ドイツでも話題になっていたのを覚えています。言動にナルシスト的な「素」がチラホラ見え隠れしているのがわかります。当時からオットーと「いや、もうコイツしかおらんやん」と言っていたくらい明確ですが、「完全な密室殺人」で決定的証拠がなかったのが問題でした

 

キラーサリー右矢印ボディービルダーのDV夫をショットガンで射殺したボディービルダーの妻。声をあげない、逃げない、激昂タイプで被害者イメージがないからDV被害者なわけがないと全否定するのは間違いですが、この妻が幼い子供がいる場所で夫を"殺害"したのも間違いで正当防衛ではありません。暴力は連鎖するという最悪な実例で、本当の被害者であり大人になってからも苦しんでいるのは全てを目撃しなければいけなかった2人の子供達

 

ハイ・ウォーター右矢印ポーランド製。1997年の大洪水(ウィキペディア英語版)を元にしたドラマで、被害に遭ったヴロツワフ市がどう対応したかに焦点が当てられています。市の人間達が対立している間にジワジワと水位が上がってくるのが恐ろしく、短時間で住み慣れた土地から離れるのを断固拒否する市民や村民に理解を求め、避難誘導しなければいけない決断の難しさ。単なるパニックドラマではない、人間ドラマが良かった

 

キャビネット・オブ・キュリオーシティーズ右矢印80年代のホラードラマ「クリープショー」「テイルズ・フロム・ザ・クリプト」の今どきバージョン。が、今どきなCGに頼りぱなしなホラーではなく、懐かしい特殊メイクが使用されたゾクゾクする恐怖が味わえました。全7話どれも面白かったですが、個人的に良かったのは「Autopsy/解剖」と「The murmuring/ざわめき」。ロボコップ役ピーター・ウェラー氏、ハリポタのロン役ルパート・グリント氏、ウォーキングデッドのリック役アンドリュー・リンカーン氏が出演

 

ミッドナイト・クラブ右矢印甲状腺がん末期のイロンカはブライトクリフというホスピスにある目的を持って入所をする。彼女はそこで毎晩「ミッドナイトクラブ」と言われる入所者の若者らが怪談話を語る集まりに加わり、同時に目的を探していく。ある日、敷地の森の中でシャスタという女性に出会う。シャスタの協力で目的に辿り着いた先には…。8人の若者が語る架空の怖い話と現実のイロンカが秘密を探すダブルストーリー。製作者は「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」「ザ・ホーンティング・オブ・ブライマナー」「ミッドナイト・マス」のマイク・フラナガン氏。どれもホラー・スリラーの大傑作と言っていいくらいで、とくに「ミッドナイト・マス」は話もさることながら出演者の演技がとにかく素晴らしい。なので3作に登場した俳優さんも何人か出演してます。効果音が急に大音量になったり、ショック効果のある屋敷にまつわるアメリカンホラーなんですが、ホスピスが舞台なのでメッセージ的な意味合いにも仕上げてる感じに思いました。怖いけど感動、ラストはある程度、推測できるからここで終わってもいい感じ

 

以上です。

 

冬の曇天や雨が降る寒い時期に見ると暗い気持ちになりますが、まあ、観たいものは観たいからしゃーない(笑)。

 

それでは

 

【おまけ: 「ミッドナイトクラブ」を観る前に予習】

話は繋がっていませんが、製作者マイク・フラナガン氏のネットフリックス三部作。ホラーなんて興味ゼロで全く観ないオットーも座って全話観たという、それぐらい面白い