我が片田舎町の書店「Thalia(タリア)」で見つけました。私、表紙に一目惚れ。しかしながら、あらすじも何もなく、パッキングされていたので中身が確認できず。
『戦争』
しかも18ユーロ(約2636円)するので買うのをためらいました。ドイツのアマゾンでチェックしたあと、ちょうどムスメに「戦争」について話せるものを探していたのでジャケ買い同然で購入。作者はポルトガルの詩人ホセ・ホルヘ・レトリア氏(ウィキペディア英語版)。作品はすでに2018年に出版されているのですが、ドイツ語訳は今年が初出版。
見開きページの絵にたった一文の絵本ですが、私にはどちらも強烈に印象的でした。それだけで戦争という行為の禍々しさが伝わってきます。「戦争反対」「戦争はいけない」のような単純なメッセージではなく、「戦争とは何か」を考える機会が持てる良い絵本だと思いました。肝心のムスメですが、絵が不気味な感じがしてちょっと怖がって読もうとしない。
でも私が気に入っているので買ってよかったです。
それでは
【おまけ】
War. War never changes.
戦争は変わらない
「Fallout(フォールアウト)」というゲームのエピックなイントロの名言。別ゲーム「メタルギアソリッド4」では"戦争は変わった"と言ってますが、私は変わらない派です。
フォールアウト1〜3イントロ(英語版)