今週末のドイツは35℃の、熱波の警報が出るほどの猛暑です。そんな6月、ドイツに帰化して5年目になりました。

 

改めて5年前の帰化する理由を読み返すと、変なタイトルと駄文ぶりで恥ずかしい。でも当時と今の考えは変わってないなあと思いました。

 

1つ付け加えるなら、

 

婚姻したことで取得した「永住権」でも働けたり、保険やら保証があって普通に暮らせていたので別に良かったのですが、すでに「終の棲家」となり、ゆくゆくは骨を埋める国に対して「ゲスト」のまま参政できないのが嫌でした。

 

 

思いつく帰化の恩恵は選挙権とか、EU内の旅行が簡単とか、外国人局と日本領事館に行かなくていいとか、身分証明が楽とか、そんなぐらい(笑)。帰化後の保険、税金関係などの変更手続きもなく、日本領事館へ国籍喪失届けの手続きに行ったことだけが大仕事でした。

 

 

私の場合は利便を考えた帰化で、しかも先進国の国籍から先進国に変更しただけなので正直、思い入れも感慨もほとんどありません。当時のセレモニーに来ていたそうではない方々の家族総出で喜ぶ姿に、国籍の価値の違いを感じたことは覚えています。

 

下矢印2021年帰化のドイツ語版ニュース。シリアからの帰化が最多

 

あと少し、続きます。

 

それでは