すべては早いうちにやめさせなかった親である私の責任でお恥ずかしい限りなのですが…来週で11歳になるムスメは今でも指しゃぶりをしています。

 

好きなヌイグルミを手に持たせるとか、何とかしようとしてますが決定的な解決策は見つからず。唯一の方法は私とオットーの声かけで止められるものの、見てなかったらやっているみたいなイタチごっこ。無意識にするので睡眠中も時々していたり、歯並びが悪くなる深刻な問題なのに解決できなく悩む日々…。観察してわかったのは家の外ではやらず、ほぼ家限定。テレビを観てる時など手持ち無沙汰なときと精神的安定が欲しいときにする。毎日、「指が口に入ってるよ」と疲れるほど繰り返し言ってます。ただ、「やめなさい!」と強くは言わず、"チャック開いてますよ…"みたいに気づかせる感じで。言われて反抗するならタチが悪いのですが、ダメだとわかっているので腕を組んだり、ソファーの肘置きに手を置いたり、手指をソワソワさせながらムスメなりに努力して頑張っています。

 

歯

 

先週の小児歯科の受診が良い機会になり、「ニコニコニコニコニコ今度こそやめられるようにみんなで頑張ろう!」と穴茄子家総出で決起し薬局で買ったのは、

 

爪かみ防止用マニキュア

 

幼稚園の頃に試したら苦さに吐いてしまい、使用中止した過去があります。3歳以上から使用可、瞬間接着剤のような臭いの透明マニキュアで苦い。ムスメの場合、苦い味に慣れたらどうってことないみたいでマニキュア自体は思うほど効果がないものの、「苦いマニキュア塗る」という行為が心理的に抑止力になって効果は出てます。平日は朝晩、休日は朝昼晩と使用。

 

「リーゼのおしゃぶり」

 

気づくかなと小さい頃に買った絵本。お話の中のリーゼとムスメがビジュアル的にも指しゃぶり的にもまさに一緒。リーゼが指しゃぶりをする理由とやめさせようとする家族の対応に共感できます。教育的なものではなく、(指しゃぶりで悩む)親子で楽しく読んで、ついでにちょっとだけ話しができる作品です。

 

歯

 

下矢印この続き

 

歯磨きの習慣が変わった事と指しゃぶりの矯正はムスメには相当キツく、感情的にも不安定になって小さな事でもめそめそしたり、ハグなどスキンシップを求めることが多くなってます。でも受診前に比べたら指しゃぶりは減ってきています。

 

手指と格闘しているムスメをとにかく労い、褒めて、抱きしめる。口に指を入れている時はそれとなく注意する。一気にではなく、根気強く気長に。「やめさせる」のではなく「やめる」ように促しながら、徐々に少なくして指しゃぶりをしなくても平気になるようにさせる予定です。

 

それでは