ドイツに来てから蜂蜜の美味しさを知りました。何でもドイツは蜂蜜の消費量が世界一だとか。色々な種類を食べ比べてみた結果、落ち着いたのが…

 

Waldhonig

(ヴァルドホーニッヒ)

 

ヴァルド=森

ホーニッヒ=蜂蜜

 

「森に咲くお花のハチミツねコスモスハチ」と思われますが、「甘露蜜」という種類の蜂蜜です。

 

実は「甘露蜜」というのは……

 

※ウィキペディア日本語版より抜粋※

 

びっしりついてる"原材料"

※写真はウィキペディアより

 

カイガラムシが原料の赤いコチニール色素と同じ虫系てんとうむし。知ったときは「ヒェェ〜虫の汁驚き」と思いましたが、蜂蜜自体がハチの唾。虫の排泄物と唾のミックス、意外と美味しいんです。色は濃く、味も濃い。

 

そこで、

 

甘露蜜の「Tannenhonig(タネンホーニッヒ)」を買ってみました。

 

タネン=モミの木

ホーニッヒ=蜂蜜

 

モミの木に寄生するアブラムシ/カイガラムシの甘露をミツバチが採集して作った蜂蜜です。

 

 

実は町のスーパー「Rewe(レーヴェ)」にあるのですが、なかなか買えないでいました。なぜなら、スーパー「Lidl(リーデル)」で買ったワンタッチボトルのヴァルドホーニッヒ(写真)は500gが2.99€(約382円)で、このタネンホーニッヒは500gが7.99€(約1023円)と普通よりお高め、というか店の蜂蜜の中ではいちばん高価あんぐり…。

 

 

ほのかに甘い匂いでクセのないまったりとした濃い味。ヴァルドホーニッヒより若干濃厚かなという感じ。しっかりした甘い味なので料理や紅茶には使わず、スプーンですくってそのまま、プレーンヨーグルトに混ぜたり、またははちみつトーストにして食べています。

 

アルバート・アインシュタイン曰く、「もし地球上からハチが消えたら、人間は4年しか生きることができない」。

 

それでは