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悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!

 

1巻裏のあらすじより

 

 

よく「週刊少年ジャンプ」に載せたなあと、まず最初に思いました。絵の描写もですが、内容もジャンプらしくない残酷さ。デンジに比べたらナルトは疎まれていても学べるし、食べられるし、まだまだ幸せ。貧乏、辛くてもめげない「だってばよ!」的かと想像してたらしょっぱなから重かった…。

 

 

もし悪魔のポチタ↑がいなければ、と考えただけでも暗くなる。

 

 

が、読み進めていくとデンジはジャンプらしい主人公でした。

 

 

16歳の男の子が人生、悪魔との闘い、世界、政治の清濁、生死云々の意味を理解しているほうがおかしい。デンジの単純さ、悩みどころが年頃の少年っぽくていい。

 

どちら側につくか尋ねられた時の返答。右は相棒のパワーちゃん

 

実は純情

 

全巻読み終わった後は悶々としました。個人的には『ベルセルク』で鷹の団が生贄にされたのを読んだとき以来の憂鬱な感覚。

 

美人な(コワい)上司・マキマさん…

 

締め方は少年漫画的なハッピーエンドで良かったですが、その前のデンジが引く闘いの結末がまた衝撃的すぎ。「いや、面白いけどヤバいよ…?誰が掲載のゴーサイン出したの?」と思いました。決断した方はまさには勇者。

 

 

チェンソーが暴れまくる!という割にはどのバトルも意外と短めなような。壮絶なバトルより、チェンソーの悪魔になって闘うデンジの言動に惹かれます。欲のためなら、夢を叶えるためなら他関係ないと言いつつも結局は敵を倒しちゃってるところもジャンプらしいかな。

 

第2部では何が起こるのか?達観したようにデンジ達に語りかけていたポチタは悪魔の中でも何なのか?

 

こんな感じ下矢印

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アニメ化はもんスッゴい難しいと思いますが、「ドロヘドロ」を手掛けたMAPPAならイイとこいくかもと期待してます。実写化大嫌い・する必要ないやろ?派なんですが、あったとしたらこれだけは観てみたい。

 

なんやかんやと笑え、泣けて、考えられる深めな作品だと思います。第2部、楽しみ。ここまで人気になったから、2部もコミックなるよね…?

 

ネタバレはしない主義なのでなんか中途半端な感想になりました、すいません。

 

全くの余談。ドイツって一般家庭のチェンソー系普及率高い。これからの季節、近所から時々生け垣とか木の枝を切るヴォオオーという音が聞こえてきます。

 

それでは