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冷凍食品配達会社「Bofrost(ボフロスト」でMatjes(マチェス)を購入しました。年に1、2回、しかも予約販売なので貴重。小さめ、小分け冷凍なのが丁度いい。
マチェスとはオランダ発祥のニシンを塩漬け・発酵させたもの。名前の由来は使用される若いニシン。オランダ語で"Maatjesharing"、ドイツ語は"Mädchenhering(メドシェンへーリング)"または"Jungfrauenhering(ユングフラウエンへーリング)"と呼び、日本語にするとMädchenは少女・女の子、Jungfrauは乙女、heringはニシンの意味になります。
パンにマチェスと輪切り玉ねぎをはさんで食べるのが簡単ですが、今回は下記レシピ(ドイツ語)を参考にしました。
ハウスフラウ風マチェス
Hausfrauen(ハウスフラウエン、ハウスフラウの複数形)は専業主婦、artは○○風の意味。クリームソースでマリネする感じ。
(材料)
- マチェス 8枚
- 玉ねぎ 2個
- りんご(酸味が強いもの) 1個
- ピクルス 1本
- 生クリーム 200g
- サワークリーム 150g
- マヨネーズ 50g
- 黒こしょう
- ディル 1束
マチェスは一口サイズ、Aの玉ねぎは輪切り、りんごとピクルスは小さく角切り。Bを混ぜたらAを加えて和え、冷蔵庫でしばらく(できたら一晩)漬け込む。食べる前に刻んだディルをふりかけます。
完成直後
早朝に作って夕ご飯にいただきました。代表的な付け合せはPellkartoffeln(ペルカルトフェルン)、茹でたり、蒸したジャガイモ。
映えてなくてスミマセン
盛り付けスキルなし
マチェスは美味しいですが、塩漬けだけに塩辛く、発酵だけに魚臭い。濃厚クリームに玉ねぎ、ピクルスなどでマイルドになってパクパク食べれました。
レシピの量そのままに作ったら思ったより大量。次回は半分の量にします
それでは
【おまけ: 最高の発酵食品】
※写真は滋賀県観光情報サイトから
私の故郷、滋賀県の郷土料理。本物の鮒ずしは琵琶湖産のニゴロブナを飯に漬けて発酵させたものです。卵ぎっしりなお腹の部分は薄く切ってお茶漬けに入れたり、酒の肴にもってこい。頭と尻尾はお茶碗に入れ、お湯を注いでいただきます。噛めば噛むほど味な一品。