先週はオットーの誕生日でオットーが休暇を取り、普段できない2人で外出+食事。それに学校でElterngespräch(面談)。2人で行こうかと考えましたが、20分ぐらいとのことなのでムスメのお迎えをオットーに任せ、私は1人でゆっーくり学校へお出かけ。午後3時を過ぎてから1人で外出なんてないのでちょっと気分転換。
校内
日本語で特別支援学校と言ってますが、ドイツ語ではFörderschuleと呼んでいます。主に学習障害児支援校です。周りは森に囲まれ、スマホの電波が悪くて少し離れないと使えない静かで良い立地。
担任のフラウJ先生、フラウM先生、フラウR先生の3人は1年だった時と同じで、教室でお話を聞きました。まずはクラスのお友達(と言っても女の子1人、男の子4人の5人だけ)とも喧嘩や意地悪せず、仲良くしていて総合的には問題なしとのこと。
家での出来事とかほとんど言わない、少食とか色々と書かれてますが、やはり今年も課題なのが集中力の難しさ。
周りの些細な物音やクラスメイトの動作ですぐ気を散らして注意散漫。さらに集中力の良し悪しは日替わり。今日はパーフェクトに授業に集中できたら、翌日は何回同じ事を繰り返して言ってもダメ、というのが最近の状況らしいです。席に座っていても足に落ち着きがない、隣の子を手で触ったりするということなので自閉症やADHDの児童に使用されている……
『重石ドッグ』
正確な商品名?は"Tote around hound"と言い、2〜3kgとずっしり重い犬のヌイグルミ。何でもこれを膝の上に乗せていると手足が落ち着くのだとか。他の子もこれが好きらしくて人気だそう。帰宅後、調べたらドイツでは売っていないではありませんか!ネット注文は注意しなければいけないし、自分で豆かなんか買ってて作ろうかなあ。ヌイグルミの他に、重石ブランケットもあります。自閉症またはその傾向がある発達障害の子供達は程よい重さが安心感を与えるのでいいのですが、ブランケットは300ドル+で高いよ…。
次に、人がここまでしたら嫌がるという感覚があまりわからない。どこから嫌がられるかの境界が掴めないと言いますか。ダウン症で知的障害のある他の子より体の小さなLくんの嫌だ!というサインは引っ掻くのですが、ムスメはそれがわからずやりすぎてたまに引っ掻かれて帰ってきます。ムスメ視点では、お母さんみたいにしているつもり。ほっといたらほんとに際限なくふざけるので「嫌だからやめて!」ときつめに真剣に言う。するとすぐ「ごめんなさい」と謝ってやめる。数回でわかるなんて無理なので、何ヶ月、または何年もの繰り返しを通して学ばせるしかありません。こういうところが発達障害って大変で苦労する
あとは週末の出来事を学校で話さない、というかいつも同じ事を言うらしいので私が週末の出来事を書くという仕事ができました
まとめると、
日替わりで集中力が散漫したりするのが難点だけど、みんなと良くやってます
ということでムスメの学習状況にも担任の先生方にも満足でした。面談後、フラウR先生は町まで車で送ってくれました