語学学校も行かずにどうやってドイツ語を学ぶべ?と考えたときに思いついたのが、幼児向けの絵本。簡単で短く、これなら辞書を引きながらでも読めると。

 

それはもう15年も前のことです。

 

『Feuerwehrmann Piggy Wiggy』

(消防士のピギー・ウィギー)

 

ピギーくんが「もしボクが消防士だったら」と想像するお話。

 

高い塔から困った人を救出するのダ!

 

どうしてこの絵本を選んだのかはっきり覚えていないし、強い思いれもなかった。今まで本の処分を何度かやり、2回の引っ越しのときにも整理してきました。にもかかわらず、なぜか残ってました。

 

そして、今、絵本はムスメの本棚に。ムスメは思い出したように本棚から出しては1人で読だり、読んであげたりしています。

 

この絵本はきっと私のためじゃなく、ムスメのためだったんです。

 

ずっとずっと先に我が家に来てくれるムスメに渡すために買ったのかなあと思ってます。この絵本はきっと最初からムスメの本だったのかもしれません。

 

運命なんて迷信かもしれませんが、何となく、この本を手に取ると巡り合わせというものを感じます。