先週の金曜日にマックスの気温が1度というなかを『Zeugnisgespräch』、担任の先生方と成績のお話するためにムスメの特別支援学校へ行ってきました。

 

↑ムスメの教室。左に写っているのはムスメの腕です。

 

新入学生には『お試し期間』があり、このままか、または違う学校に編入するかを選択できます。まずは『引き続きこの学校にいます』の書類に署名。

 

話し合いで最初に言われたのはムスメはすぐに気が散るということ。物音がする、人が周りで動く、などですぐに集中力を途切れさせる。次に順序だった『はじめに◯◯をして、次に●●で、それから△』のような流れの説明の理解が困難。何回も繰り返して言うか、実際にムスメの前で何回もやって見せるか、その作業に慣れるかしないとすぐには理解できません。

 

あとはVerhältnis(コミュニケーション)の問題。家でもそうですが、ムラがある。驚くほどよく出来る日もあれば、聞こえてるのか理解しているのかわからない態度で話かけても無視(シャットアウト)して何もできない。また、わかっているふうなのにわざと間違えたり、言われたことをしなかったり。ムラの原因は母親の私でも何でそうするのかあんまりわかりませんあせる不機嫌な時や周りの刺激が強すぎてイッパイイッパイになったりするとそういうのが多いですが、だいたいがAufmerksamkeit(気を引く)のが目的。

 

小さい時から気を引くために他の子供を突き飛ばしたり、物を投げたりしてました。『こっち見て、かまってよう!』っていうのが言えなく、どうしていいのかわからなかったので、ネガティブなことでも何でもやって気を引いてました。たぶん、今でも何をしたいのかを言うのが苦手。そうしたほうが早いのでしょう。

 

あとはGedächtnis(記憶)が良い。歌詞や本の文章、アニメの台詞など、大人が驚くほど覚えていてペラペラ喋る。担任の先生曰く、自分達より記憶力がいいと思うことがあるらしい。

 

↑指導要領。日常生活から発音までの学習目標

 

最後にムスメにはまだErgotherapie(作業療法)が必要。学校でセラピーを週1でやっていますが、空きがないらしく、ムスメのクラスのLくんにセラピーの必要がなければ空くとのこと。作業療法所は町のそこらじゅうにあるので心配しなくても通えるのですが、問題が。朝にすると授業を欠席しなければならないのでそれは絶対に受け入れられない。かといって学校が終わってからだとムスメは疲れて寝るだけなのでとてもセラピーに集中できない。これを帰宅して気づいたので、今朝の日誌に『こういう理由だからぜひ学校で』と丁寧に書いときました。

 

ほんの20分ぐらいの話し合いだったので、これぐらいの内容で終わりました。ムスメはその間、ずっと着席してパズルしていい子でした。勝手できない学校という場所で、3人の担任をワガママをある程度聞いてくれるママやパパじゃない『コワイ』存在だとわかっているらしいにやり

 

全体的には療育センター、幼稚園などで過去に聞いたものとあんまり変わらなく、予想していたような通りのお話合いでした。