「お義父さんも義母さん、いつもすいません」
「いいのよ穴茄子さん、気にしないでちょうだい。好きでやってるんだから」
「助かりますわ」
というふうに、トイレットペーパーや洗濯石けん、
夏は暑すぎ、冬は寒すぎの4階のDachwohnung(
その原因は義母が当時ハマッていた商品やGutschein(グートシャイン、商品券)の懸賞。
ある日、義父母の家(オットーの実家)を訪ねたときも、
これは……アレだ。
義母は景品に喜ぶのではなくて、
「お義母さん、この名前は…?」
「ああ、それは私のミドルネームを使ったの、これは私のニックネームよ。〇・X・穴茄子なの。だから大丈夫。」
それがとうとう悪化して……
「お義母さん、この名前は…」
「当たるかな程度に思てったから適当につけて応募したの。」
そう。
「絶対に私達の名前を使わないで下さい!」
ってその場で義母にハッキリと言いました。何かよからぬことを考えていたのか、私がそう言うとそんなことしないって焦ってました。それからも連絡なく当選したからと大きな旅行カバンを持ってきたり、どこぞのメーカーのロゴ入りの宣伝用リュックサックとか。しかも物についた煙草の臭いもきつくなっている。
そこで限界がきたので息子であるオットーに、
「もう景品いらないから持ってこないでとハッキリ言って!」
と言いました。それでもまだ景品+いらないキッチンなどのグッズ+食べきれない菓子+煙草の臭いを持ってくるので、
「すいません、使いません」
と持って帰ってもらいました。まあそれからは景品類は少しずつ持ってこなくなりましたが、何回言っても相変わらず穴茄子家では不要な『物』は持ってきました。
どうして義父母を嫌いになってしまったのか。それはこの懸賞依存の問題もありましたが、このあとに起きたことが直接の原因でした。
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明日はムスメの学校で担任の先生方とお話し合いがあります。約20分ほどらしいですが、ムスメの『中間成績』を聞いてきます。
それとこの続きはまた来週にでも。