昨日、オットーからhangoutで『『バードボックス・チャレンジ』の増加にネットフリックス注意喚起』(ドイツ語)の記事が送られてきました。年末に登場して知っていたのですが、他のドラマを観ていたのでスルーしてました。
サンドラ・ブロック、ジョン・マルコビッチ出演。
そこで…
【Bird Box(バードボックス)】(英語版)
(あらすじ)
ある日突然、世界中で人が狂い自ら命を落とす大パニックに陥った。瞬く間に文明の機能を失った世界に残ったのは妊婦マロリーと何人かの人間だけだった。得体の知れないソレを見れば囁きが聞こえ、自殺してしまう。
それから5年後、生き残ったマロリー”達”は無線から聞こえてきたリックという男の声が言った『安全な場所』に向かうため、目隠しをしてそこへ向かうのだが…。
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ネタとしては新しくはなく、ホラー映画・ドラマにもなった『ミスト』と同じようなストーリーです。
10分後にはもう大パニックが起き、そのあとは「後味悪い系」と思うくらい物凄く気分が滅入るだけの展開。ですがラスト30分からは見もの。日本語でははっきり表現できませんが、ドイツ語なら『Sehr Unangenehm』がぴったりです。前半〜中盤まで現在と過去が交互し、後半からは現在。
ー 5年もどうやって子供と目隠しでサバイバルしたの?
ー 出産ってそんな簡単だったっけ?
ー そんな場所で転覆したら普通は死んじゃうんじゃ?
という都合主義的な部分もありますが、それを全く気にならないようにさせてるのはやはり最後までソレが何かわからないのに恐怖する話の面白さとサンドラ・ブロックと子供達の演技。彼女の子供達を守ろうとする必死な姿は母親そのもので素晴らしかった。もしサンドラじゃなければきっとB級になっていたでしょう。まだ4、5歳なのに『ガール』の演技に胸が痛くなりました。
観終わったあと、
あー、この目隠しプレイはネットではっちゃけたいアホが真似しそうやな
って記事の内容に納得しました。この映画のあとに目隠しプレイを真似した動画投稿が激増しているそうです。
サバイバル的なホラーが好きな人にはオススメ。