【The Good Cop(グッド・コップ)】英語版
(あらすじ)
トニー・カルーソJrは酒もタバコもやらないクリーンな敏腕刑事。しかし彼の父親、トニー・カルーソSrは汚職で服役して現在執行猶予中。彼ら二人、協力?しあいながら事件を解決していく。トニーSrが服役中、妻であり母親のコニー・カルーソはひき逃げで亡くなった。息子に隠れて彼はその犯人を追っていた。そしてついに犯人をつきとめたが……
◯
父親の元刑事は調子者で目先の利益に弱く、汚職はほんとにしてました。でも心根までは腐ってません。いざという時、まあ迷いますが正義するし、家族への深い愛情もあります。それを引き継いだ息子は超のつくほど真面目人間。真っ向から正反対な親子ですがいがみ合うことなく、汚職刑事なのに不快感なく、憎めない。
父親役は80年代にTVドラマで人気だったトニー・タンザで、彼のルーツであるイタリア系アメリカ人をよく演じてます。
腐るほどあるCIS系などの刑事ものに飽きた方にオススメ。
【Chilling Adventures of Sabrina(チリングアドベンチャーズ・オブ・サブリナ)】英語版
(あらすじ)
グリーンデイルで叔母2人、従兄弟と暮らすサブリナ・スペルマンは父がワーロック、母を人間に持つ"ハーフ"の魔女。赤子の頃に両親を飛行機事故で失くし、16歳の誕生日を迎える彼女には魔女になる儀式が控えているが、人間界に大好きな彼氏・ハーベイと親友がいる。サブリナは彼らを”捨て”たくない、魔女のしきたりや儀式の意義に疑問を持つ。
それに悩み、ハーベイと親友に自分は魔女だと打ち明けられないうちに魔女の儀式の日、誕生日を迎えてしまい…
◯
1990年後半に放映された米テレビドラマ『サブリナ』↓
のカムバック作品です。
が!
とってもダーク。とても同じものとは思えません。主人公のサブリナはハリポタと同じような特別な立場ですが、サブリナには親友がいても悪から守ってくれるダンブルドア校長の存在はいません。魔女のしきたりを重んじ、人間を軽蔑するマルフォイ的な者だらけ。サブリナの優しさにつけこみ、シーズンファイナルに向かって悪巧みする者に踊らされてしまいます。その結果、取り返しのつかないことをし、シーズンファイナルに『ああーサブリナ……』って気持ちが重い。狂信敬虔なクリスチャンのペンス米副大統領が見たら卒倒です。
↓オープニングがおどろおどろしい、でもクールで好きです。
PG16、全10話。次のシーズンでサブリナがどうなるかものすごく心配ですが楽しみ。