昨日の雑草の苦情で思ったんですけど、近所づきあいはどこに行ってもメンドイです。まあ、自治会がないぶん、楽は楽ですが。

 

ドイツでも隣人・近所トラブルはあります。庭で煙草を吸う、隣の果樹の木を無断で切る、バーベキューの臭いとか、ちょっと話せばいいようなようなこともこじれてねちっこくなったあげく、裁判沙汰になります。なかには数年以上も嫌い合う仲に発展、警察沙汰にもなったり。

 

騒音対策では静かにする時間(夜10時〜朝6時まで)もあります。日曜の庭で隣人の子がサッカーするのがうるさいからと裁判沙汰になって、サッカーさせた家の親が罰金払わせられたり。

 

残念ながら日本には『気を使う』という言葉と感覚ありますが、ドイツには似た意味のものがあっても同じものではありません。オットーが病気で咳がひどいのに、隣のオバハン奥様が『うるさい』って苦情。

 

ここ限定ですけどね、こっちはオバハン奥様のダンナの煙草の臭いに9年我慢しているんですよ?清々しい朝に換気してたら1階も2階も家じゅうが煙草の臭いが充満。今は定年して家にいるから気をつけて煙草の吸う時間に注意してないと毎日になってしまう。昼でも油断して窓開けてたら臭くなる。

 

なぜもっと早く言わないか?それはこれを最終手段のカードに使いたいから。また雑草の件かなんかでこじれたとき、それをバーンッて突きつけてやれる。それまでホカホカ、決定的カードを温めてます。

 

昨日も謝ってません。苦情言われて何でもかんでも謝ることはしなくなりました。ドイツ人にならって『Ja, aber(はい、はい、でもねー)』って返します!