とは言うものの、それがお洒落と言われ、アクセサリーの1つとして考えられ始めてきた今日この頃。実は私、3つ、持ってます。胸元、肩の後、腰に。
(アホな)若気のいたりでアメリカで彫りました。なので仮にムスメと一緒に帰国しても、ムスメをエキゾチックな銭湯に連れていってあげられない。海水浴場も制限されてるとか。禁止は時代遅れだと思いますが、やはり日本での『入れ墨』の印象と保有層を考えればそうせざるを負えないのは理解できます。
私は『タトゥー』はしたければすればいいと思います。でも忘れてならないのが、いつでもやめられるピアスのようではなく一生ものだということ。レーザーで消すことはできますが、もとのお肌に戻ることは二度とありません。それに除去する費用は彫った費用の数倍以上もかかります。
彫るにあたって気をつけたことは……、
- 彫る店の衛生
これが最重要。何件かまわって作業台、器具などの清潔度をチェック。肝炎などの感染リスクもあるのでこれを第一に考えました。ピアスと同様、タトゥーして1年は献血はできないようになっています。
2.彫る部位
見せても生活していけるのならかまいませんが、若い時に考えずに目立つ場所に彫ってあとで正社員になりたいと思ったときには手遅れなんてならないため。私の3つはフォーマルなときに隠れて見えない部分に彫りました。やっぱり、ちょっとしたドレスなんかでもないほうが綺麗です。
3.彫るデザインと技術
『今』、好きなバンドのロゴとか、流行ものは避ける。飽きたり、年が経って嗜好が変わると後悔の可能性。名前ならずっと愛せる子供の名前や生年月日だけに。ムスメの名前と生年月日とムスメが好きなキティー彫ろうかなって思いましたが、今は『アナ雪』のエルザとアナなんでしなくて良かったと思います。店員のサービスの良し悪し、習いましたよっていうライセンスや仕上がり写真がたくさんあるところがいいです。
ドイツでもタトゥーは普通。老若男女、そこらじゅうで見かけますが、TPOに関係なくそこらじゅうで見せてます。でも正直とても醜いです。実は真面目なのに、そのせいで印象を悪くする場合もあります。授乳と同じように、それで不愉快になる人もいるので『見せどころ』を考え、慎重にしないといけない一生もののお洒落です。
私が彫ったのはもうだいぶ昔で、腰のタトゥーを入れてることを時々忘れてることがあったり。風呂上がりに鏡を見て、「そういえば入れてたー」となることも。今では「なくてもいいかな」って思いますが、後悔はしてません。いつ見ても満足です。
ムスメも「これなにー」と聞いてくるようになったので「タトゥーお花だよ」って言ってます。そうしたら「タトゥーしたい」って言うので、「大きくなったらねー」と言ってます。まあ、親がしてる以上、ダメって言えるわけないですよね。