硬貨誤飲から10日経過。ムスメのウンチから今だ硬貨は見つからず、今朝、再度クランケンハウス(病院)へ。

 

今回は先週の火曜日よりも早く、診察が終わるまでに1時間ぐらい。担当医は前回と違う、まだ小児科なりたてのような若い女性医師。経緯を説明したあとそれじゃレントゲンに、ということで放射線科へ。大きいので迷いそうになりましたが、サインを見ながらムスメを誘導。

 

ムスメ、すんなりレントゲン室に入って台に仰向け。順調にいきそうなのが、やっぱりお決まりのイヤイヤ状態。台から下りてレントゲン室の前で頑として動かない。原因は1人になるのが怖かったから。後に延ばしてもらえないかと頼んでもダメですと頑として断られ、放射能医師と看護師さんからのプレッシャーに焦る母親と不動のムスメ。

 

そこへ職員であろう中年の女性が来て、ムスメを優しく、怖がらせないように説得。なんと見ず知らずの親子のために一緒にレントゲンまで撮ってくれました。こういうとき、ムスメって『他人』の言うことのほうが素直に聞きます。ムスメは何とか終わらせようとする母親の焦る気持ちに反応しているんでしょうね。上手くなだめるのが母親の役目なのに、いつも他の方にしてもらうのは大袈裟ではなく母親失格だと思います。

 

結果はというと……

 

50セント硬貨発見

 

腸の中じゃなくて胃の中、しかも上のほう。

そりゃいくら探してもないはずだ。

 

無事、職員の方のおかげでレントゲンを済ませてからまた小児科へ戻り、女性医師と結果のお話。

 

上部消化管内視鏡

 

で硬貨を口から取り出しましょうということになり、今週の木曜に実施が決まりました。すぐじゃないのと思いますが、木曜が内視鏡の手術日だそうです(ドイツではすぐじゃなくてだいたい◯曜日が◯の手術日というのが多い)。

 

まあ出てくることはないと思いますが、木曜日まで宝探しは諦めないでくださいですって…。オットーが調べたところ、硬貨誤飲にはドイツ名物のサワークラウトがいいんだとか。何でもサワークラウトが胃の中で硬貨に絡みついてウンチと一緒に排出されるらしい。まあ…、ムスメが食べればっていう話。イヤって言われたら試しようもない。硬貨が出るかもしれんから無理に食べろって言う、無理やり食べさせるのは食育にも良くないでしょう。とりあえず、このあと買い物行ってサワークラウト買って軽く試してみます。

 

↑3、4枚ある内視鏡の説明書

 

内視鏡の手順の軽い説明されてから今日はタクシーでまっすぐ帰宅。

 

明日の火曜日はかかりつけの小児科医にアインヴァイスング(紹介状)を取りにいきます。これ、紹介状の種類が間違うと受け付けてもらえないから面倒くさい。

 

明後日の水曜日はまた病院に行って入院(一泊)の登録、麻酔科医からの説明とムスメの採血。

 

油断して誤飲させた私の責任ですが、再来週には入学という直前にやらかしてくれました……。