卒園式はありませんでした。基本的にそんなものだそうです(オットー談)。今までの図画工作や写真を集めたアルバムを持って帰ってきただけで少し寂しい。

 

↓ 図画工作アルバム

 

↓ アルバムの中の一作品・ムスメの手形の花

 

もちろん療育幼稚園でお世話になった先生達に挨拶をしましたが、それもあっさりで来月8月7日にはもう入学式。ドイツでは8月のその頃が入学シーズン。

 

やったことと言えば、学校入学予定の園児にはフォアシューレ(プレスクール)というクラス。学校への準備をちょっと学びます。例えば、パトカーで警察の人が来て交通安全とか。

 

2年分の工作のアルバムを振り返って見ていると、ムスメの成長ぶりがよくわかります。

 

↓ 自画像

これでもうんと上手になりました。この日付から半年経ってもまだ頭から足が生えた絵を書きますが、ゴゾゴゾと足をさせたり、体が落ち着かないムスメの感覚は頭(伝達)→足(動作)なのかなって最近になって感じています。

 

家では図画工作する気ないので1枚めくるごとに驚きでした。『こんなのもできるようになったのか』『おー、ここまでお絵かきができるのか』なんて。

 

幼稚園で何をしたかなんて言わないし、お昼に何を食べたかも言ってくれない。『今日は何したの』と軽く聞いても『ニクス!(何も!)』の返事。午後3時に帰ってきて頭は本日の出来事で一杯。追求せずしばらくほっておけばポツポツと言ってくれます。時々、『それ昨日の事やろ』っていうこともありますが。

 

療育センター、前の幼稚園で加配、療育幼稚園に編入、自閉症診断検査とADHD(疑惑)検査、幼稚園に留年、学校選び。通園した4年ぐらい、諸々な手続きと話し合い、診断検査でほんとうに大変でした。でもぐずることもなく、猩紅(しょうこう)熱、手足口病、結膜炎とか園内で(大)流行しても病気にほとんどかかることなく元気に通ってくれたことに感謝です。