ムスメの多動を含めた発達障害が少しでも改善されれば、とまさに藁にもすがる思いだった頃。

 

ホメオパシー療法

 

ホメオパシーは、今から200年前にドイツの医師ハーネマンがその生涯をかけて確立させた自己治癒力を使う同種療法です。同種療法の起源は古代ギリシャのヒポクラテスまでさかのぼることができ、「症状を起こすものは、その症状を取り去るものになる」という「同種の法則」が根本原則になっています。

 

日本ホメオパシー医学協会より抜粋

 

赤ちゃんから利用され、保険がきいて薬局にも普通に売られています。ムスメの小児科医院でもホメオパシーを薦められたので少しでも良くならと思い試しました。

 

ムスメの『症状』を言って、医師が『はい、これが薬です』と思えば、ちょっと違う。

 

まず最初に医師と私が面談。ムスメのことだけではなく、私とオットーの家族の病歴や、妊娠・出産などの話を1時間ぐらいたっぷり話をしました。ムスメに合ったものを考えるということで、『薬』は後日ということでした。

 

ホメオパシーでは薬は『レメディー』と呼ばれ、鉱物・植物など色々なものを物凄く希釈したもので、小さな白い砂糖の粒です。

 

ムスメに出されたレメディーは『Carcinosinum』。何と主に死んだ乳がん細胞から作られたもの。4粒の白い小さな砂糖粒を3日間、飲ませました。

 

ここでなんか怪しいなあと思ったのは、

  • 他人のエネルギーが入るのでレメディーに摂取する人以外は触れていけないこと。
  • 電気類の側には置かない
みたいな注意がいくつかあることです。オットーはホメオパシーは『ブードゥーだ』なんて言ったり。
 
さて肝心な結果は…
 
摂取から2週間ほどしてホメオパシーのサイトにある、レメディーが働いている証である悪化したような症状が出ました。それから数ヶ月ほど試しましたが、それ以上にあまり変化はありません。何となく悪化の症状はムスメが成長するときに見せる症状と偶然に重なっているだけかもと思うようになり、忙しさもあってストップしました。
 
結局、ホメオパシーなしでもムスメは少しずつですが症状が改善されているし、経験では『なんとなーく効いてるのかなあー、わからない…』という感じです。
 
信じるものは救われる、そういう部分はあると思います。
 
それではまた。