プレイステーションストアでずっと気になっていた『The Order: 1886』の値段が39ユーロから10ユーロになっていたので購入しました。

 

↓ まずはトレイラー

 

 

物語の舞台は1886年のイギリス。

 

騎士団、吸血鬼、半獣(オオカミ男)、そして実在した人物、ニコラ・テスラが開発したスチームパンクな武器と素敵な衣装。トライラーからイギリスに蔓延(はびこ)るモンスターを騎士団が倒していくアクション・ダークファンタジーかと思いきや、39ユーロを払わせるのは詐欺、10ユーロの価値しかないものでした。

 

(良かった点)

 

グラフィックが綺麗

独特の雰囲気

シナリオ

 

(悪かった点)

 

操作性の融通のなさ

インターアクティブ・アクション

ストーリー構成

 

進む道とその途中で取れるアイテムも決まっていて、ただキャラを動かして進むだけ。その道々にちょっとだけアクションがある。シューティングもいまいちで、標準を敵に合わせて撃つだけです。武器の選択は考える余裕はあまりなく、敵が落としたそこら辺の武器を拾えるものは拾う。インターアクティブはいいのですが、△や◯をタイミング良く押しとけばラスボスでも簡単に倒せるので考える必要もない。

 

ストーリーは面白い。でも下手に、しかも中途半端に仕上げられているので物凄く辛気臭い。私はやり込みとアクションは求めず、あくまでもストーリ重視派なのでストーリーは楽しめました。続編があるような感じなのですが、この出来では疑わしい…。

 

個人的な感想では大変もったいないゲームだと思いました。傑作になっていただろうものを、レビューでも『クソゲー』と散々に言われてる可哀想な作品です。ストーリーだけで言えばハリウッド映画に出来るようなものです。主人公のグレイソンをヒュー・ジャックマンあたりで、アラステアをケヴィン・スペイシーあたりでいけるぐらい。

 

もったいないから、どこか有名なゲーム制作会社によってリメイクして欲しいです。