本が届きました。

 

第1章は帰化テストの内容、ドイツにおける移民と難民について、そして帰化の条件。第2章はドイツ全般の質問300問と解答、第三章は16州についての質問10問と解答。

 

どんな問題かといえば…↓

 

【ドイツ全般の問題例】 

 

Von Volk gewählt wird in Deutschland…

 

1.  der Bundeskanzler/die Bundeskanzlerin.

2.  der Ministerpräsident/die Ministerpräsidentin eines Bundeslandes.

3.  der Bundestag.

4.  der Bundespräsident/die Bundespräsidentin.

 

(正解は3)

 

【連邦州についての問題例】

 

Ab welchem Alter darf man in Mecklenburg-Vorpommern gewhählt?

 

1.  14

2.  16

3.  18

4.  20

 

(正解は2)

 

ドイツは『一夫一妻制、複数の女性と婚姻できない』『義務教育』『子供を殴るなど”虐待”したら罰せられる』『"表現””報道””宗教”の自由がある民主主義』など、男尊女卑で厳しい戒律の宗教の地域の国々の人を対象としたような質問が多いです。とくにドイツは『未成年と”恋人”として暮らすのは違法(未成年との結婚を示唆)』とか、少し偏っているのではと思いました。もっと独逸の偉大な音楽家・詩人など、そう言った歴史文化があると思っていたのに全くありません。ヒットラーの暗殺を企てたシュタウフェンベルク伯爵が問題にされているのに。

あとは上記の問題例のように、正解と不正解が明らかに違うので簡単といえば簡単。

 

さて、毎日少しずつ読んでわからなかった問題はチェック。それを数回繰り返していくうちに苦手な問題が見え、少しずつ問題と解答も覚えていき、1ヶ月ぐらいもすればほとんど問題と解答の組み合わせを暗記できました。30分もあれば100問ぐらい一気に読めるほど。「こんな調子なら11月のテスト受ければ良かった」と後悔。

 

ところがそれからすぐムスメのクリスマス・プレゼントを準備したりと何かと用事で1週間ほど勉強できないことが度々あったのと、腹風邪にかかって1週間ほどダウン。ダウンしたのがちょうど11月のテストの日とかぶっていたので「やっぱり受けなくて良かった」と思いました。

 

無事にクリスマスと新年を迎えた頃には質問をぱっと読んだだけで解答がわかるほどに。もちろん、それは何度も何度も読み返していたおかげです。

 

そして。

 

試験当日、自信が余るほどたっぷりありました。

 

それではまた。