『語源blog』湯元俊紀さん(2) 東スポは面白いですよね
縁あってこのブログに辿り着いた皆さん、こんばんは。
7月以降のこのブログの処遇について考え中の、モモコです。
(↑これについては他の企画室メンバーも、悩んでいるみたいですョ)
今日は、『語源blog 』作者の湯元さんインタビュー・第2回です。
※湯元さん、前回は急いでブログ
を更新してくださって、
ありがとうございました!(私信)
↑ちょっとシャイな湯元氏。ポーズがおちゃめです。
なんか怪しい写真になっちゃった…?
■『語源ブログ』のネタ元は?
モ「肝腎の語源については、どうやって調べているんですか?」
湯「最初はネットがほとんどで、Googleで調べたりもしていましたよ。
もちろん、情報の信憑性には疑いの余地があるので、引用元をつきとめて、
常に“公式”な情報にあたるよう心掛けています。
また、ネットに限らず、ネタ元については必ず明記するようにしています。」
モ「ええ。語源については諸説あるような場合でも、それぞれの説を取り上げて並列で
紹介している点が素晴らしいなぁ…と思って読んでいました。」
湯「実は、途中から段々ハマってきて、今は国会図書館で雑誌の創刊号を漁ったりと、
かなり遡って調べているんですす。外国語の文章を読んで語源を調べたりもしますね。」
モ「雑誌の創刊号を読むと、たとえば どんな語源がわかるんでしょう?」
湯「『女性セブン』や『女性自身』、『コロコロコミック』といった、雑誌名の由来ネタ
はわりと人気があって、読者から“この雑誌の名前の由来調べて欲しい”なんていう
要望があったりもしたんですね。」
モ「それは、コメントを通じて…?」
湯「ええ。そういった雑誌名の由来を調べるために各雑誌の創刊号を探して、
編集後記を読んだりもしましたね。」
モ「なるほど…。そのために国会図書館にまで…(しみじみ)。
■一番気に入っている語源
モ「ところで、“こういうネタは読者にウケる”というのは、ある程度 意識して
書いてらっしゃるんでしょうか?」
湯「どうやら、『語源blog』の場合、昼間 時間のある主婦や大学生の方が読者に
多いみたいなんですよ。上記のような雑誌ネタに加えて、芸能ネタなども人気が
ありますね。」
モ「へぇ~。では、ご自分で最も気に入っているエントリーというは、何の語源
でしょう?」
湯「やはり“サンリオ”の語源ですね。
このネタに関しては、『トリビアの泉』では誤りとして紹介されていた説が、
実は正かったことをつきとめたんです。
『トリビアの泉』をひっくり返したというのが、一番嬉しかったですね。」
※事の真相については、ぜひ書籍版『語源blog』
をご覧ください。なんちって。
モ「それは爽快でしょうね~。」
■今後やってみたいブログ
モ「語源の次は、“東スポか日本の雑誌の歴史について書いてみたい”という話を耳にしたんですが…」
湯「はい。東スポは本当に面白いので、ぜひ書いてみたいですね!(←目を輝かせる湯元氏)
雑誌の歴史の方は…もともと雑誌の創刊号を集めるのが趣味なので、やってみたいと
思ったんですが、実は調べていくうちに色々と難しい問題があることがわかったので、
断念したんです。」
モ「そうなんですか…。東スポと言えば確か、昭和天皇が崩御された時の東スポの一面は、
“人面魚ネタ”だったんですよね?」
湯「そうそう。そうなんです。
他にも、ケネディ暗殺時に“プラッシー火だるま”と大々的な見出しをうったり、
“マドンナ痔”という馬鹿でかい見出しを載せてみたりと、面白ネタがもりだくさんですよ。」
モ「東スポに関するブログができれば、かなり面白いものになりそうですね。
楽しみにしています。」
そんなわけで。
今回もゆるい訳ですが。
次回は、書籍化の経緯とブログを書くということについてUPします。
アンケートも載せますね。
お楽しみに~♪