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Acroquest リケジョブログ

ITベンチャーAcroquestのリケジョトリオ「HAWAI」
のブログです。
私たちリケジョの日々の気づきをお送りします。

僕の彼女は2年目の社員になった。
2014年4月1日、彼女は11人の後輩を迎えた。

この日にかける彼女の想いは、半年くらい前から何回か聞いていた。
そして彼女は4月1日当日、こう言った。

「本当に、この日をずっと待ってた。」

内定者研修を経て、彼らが入社する。
40年をともに過ごす仲間になる。
その日を彼女はずっと待っていたのだと思う。


入社式の準備は彼女たち2年目がやったらしい。
1週間ほど前からクラッカーだの猫耳だの、
およそ入社式とは思えない単語が
同期に電話をかけている彼女の口から聞こえていたが、
何より彼女の声が嬉しそうで、
あぁこうして自分も新人として迎えてもらったのかな、なんて思った。

それから約1週間、新人研修に関わっている彼女に聞いた。
研修はどう?と。

「問題ばっかりだよ。究極の片想いだね。

彼女の会社の新人研修では、
新人に常に「We love you」を伝えているらしい。
しかし、当人たちはその想いが分からず、ときに反発するのだそうだ。

でも彼女は笑う。
半年くらいは片想いだね、と。

彼女が新人の時だって同じだった。
彼女は幼く頑固で、たぶん3か月くらいは
指導してくれる先輩社員の愛情が分からず、反発していた。
ようやく先輩社員の気持ちが分かって、
会社に本当の愛着を持ち始めたのは
入社して半年くらいじゃないかと、僕は思う。

普段は鈍い僕でも何となく分かった。
そのときから彼女の言葉も行動も、
Acroquestという会社の人、に変わったから。


入社式の前日、そのときはまだ新人だった彼女たちのために、
あるイベントがあった、と彼女は話し始めた。
「新人総括懇親会」

先輩社員が、1年間がんばった新人のために、と
特別に開いてくれた新人の卒業式だったそうだ。

彼女は同期のことを、味がある新人になったと言っていた。
それぞれの個性があふれる総括のプレゼンは、
先輩社員にも好評だったらしい。

ひとりひとりの先輩社員からメッセージとプレゼントをもらい、
彼女は充実した顔で、その日帰ってきた。

たぶん彼女たち新人と会社は、いわゆる"両想い"になったのだろう。
だから彼女たちは新人というチームでいろいろなことに挑戦して
味のある新人に育ったし、その姿を見て会社も特別な会を開いたのだと思う。

「・・・まぁ、今年も両想いになれるといいね。」
僕がおどけて言うと、
彼女は僕を振り返り、グラスに氷を入れた。

うちの会社もそうなるといいけどな。
アイスコーヒーを淹れる彼女を眺めながら、
自分の会社の新入社員のことを、僕はふと思った。

つづく