こんばんわ。

連投2記事目のtotoroです。

今回は今まで上げた記事からどのような事が面白いと感じるのか
どういった経緯で感情を揺さぶられるかを考察したいと思います。

まず、ストーリーが「起承転結」でまとめられていることはほぼ当たり前のようにあります。

起承転結


」では、ジャンルによってある程度パターンが決まってきます。
ホラー映画ならまず犠牲者が出る。アクションなら俳優がどのような人物を演じるか描かれる。
ここでは、CMや口コミなどで「興味」を持った人が映画に入り込むために「何を感じる映画なのか」を明確に表現しています。

」では、主人公がそれぞれの事柄に関わっていくところが描かれます。
アクション映画やホラー映画ではここが一番の山場になっていると思います。
ホラー映画で次々と襲われる場面やアクション映画では結末に向けたアクションが展開されます。
サスペンス映画ではここで事件の初動推理や捜査が描かれます。

」では、結末に向けた進行が大きく描かれます。
ホラー映画では脱出や撃破に向けたヒントや行動を起こそうとします。
アクション映画では黒幕や敵のメインキャラクターを追い詰めていく主人公が描かれます。
サスペンスでは重大な事実に気付く・犯人につながる大きな進歩が描かれます。

」では、まさにクライマックスシーンが描かれます。
ここは映画を締めくくるためのもっとも興奮する場面を描きます。
ホラー映画では今までの恐怖より緊張感の煽る状況を描き、その緊張感から解放することで感動を得ます。

アクション映画では、それまで苦汁を味わわせてきた相手をコテンパンにやっつけることで爽快感を描きます。ここでぎりぎりの戦闘だとより、倒したことに対する快感が強くなります。

サスペンス映画では、事件の全容を解明。犯人を確保or倒すことで終わります。
この時までにある程度、観ている人に考えさせるような伏線を張り、それらから導き出される結末を描きます。丁寧に伏線を張りすぎると、観ている人に気付いてもらえずに何度か見直すことで納得を得られる作品だと、「名作」と呼ばれたり「伏線に定評のある作品」だと評価されます。

このような要素が映画には含まれていると考えます。

このように、映画は映像作品ではありますが人の感情を揺さぶることを丁寧に表現していると思ってください。

ではそれらが「ゲーム」ではどのように表現できるだろうか。

」は、それぞれのジャンルで描き方・表現が変わります。
アクションゲームなら主人公の設定やキャラクターがわかるような演出とチュートリアルで作風を感じてもらいます。
RPGでは、世界観を感じる演出にプラスされて主人公を表現します。
ストーリー性を売りにするゲームでは、世界観をここで感じてもらえるように表現していると考えます。
逆にキャラクターを売りにするゲームでは作風を感じてもらうために丁寧に主人公を表現します。

」ではジャンルを表現しています。
アクションゲームならどんなアクションを行うのか・どう駆使して進む事を表現します。
RPGでは主人公たちの成長をストーリーを進めながら表現します。
シューティングではTPS/FPSでは戦闘シーンが多く描かれ、スクロール式であれば強化しながら敵を倒す・避けつつ進みます。

」では作品ごとの特色を表現しています。
アクションゲームを例に挙げます。
無双系と言われるものは「雑魚を蹴散らし自分が強くなる・強いことを誇示する」ことが出来ます。
DMCなどのアクションでは「操作で変化する演出・謎解きを駆使した進み方」を表現しています。
モンスターハンターなどでは「1人から多人数での協力プレイでの達成感」を表現しています。

」では今までの「起」「承」「転」の要素をすべて伝えたときに発生する感情だと思います。


」とはゲームの売りを感じてもらう第一歩。
」ではゲームのジャンルによる面白さを感じてもらう
」ではそのタイトルならではの面白さや奇抜さを感じてもらう
」ではそれまでの要素をまとめた面白さを表現していると自分は考えます。

これらの要素を作品すべてを通じて感じてもらうのではないと思います。
アクションでは手軽に、遊んでいるときにより多く感じてもらう。
RPGなどストーリー性の強い作品ではじっくりと熟成した後の結末によって感動を得られます。

映画とは似ているようで違いますが手法はすべて「起承転結」です。

皆さんはどう思いますか?

自分の好きなゲームの表現などを自分なりの言葉でコメントしていただけると幸いです。

せっかくなので少しまとめようと思い立ったので記事を書かせていただきました!

次回!映画もいいけどドラマもいいよね!「お勧め!海外ドラマ編」をお送りします!