こんばんは、皆さま。
久々の記事です。今回、知ってほしい世界のお話をしましょう。

世界で一番小さい国?





バチカン!と答える人が普通にいると思うのが現実。
確かに合っている。正しい。
バチカンは世界一小さい国だ。
もちろん公式的にね。

じゃあ、非公式的には?





イギリスから少し離れた海の真ん中、人工物の上に出来上がった、
果たして国と呼んで宜しいか?と悩まされる国、その名もシーランド公国。
この国は公爵(?)が国のリーダーになっている約10人で構成されている非公式では一番小さい国だ。
もちろんこれもデータ上での非公式でね。

じゃあ、非公式でもあまり知られていない国なら?

イメージもない国になるが、

モーロシア共和国。
大統領(?)の家と庭が国の零士。
大統領の愛犬含め、7人構成。
憲法もある立派な国だ。
果たしてそれを愛犬も守るかは別にし、ちゃんとした憲法や零士、指導者も持っている。
でも、非公式でも認められてはいない。


じゃあ、国ってそもそも何なのか?
皆、中学校の頃、学校で学んだ事を思い出してみよう。

国には三つの要素がある。
領域、国民、権力。
権力の場合はいわば国の主権だ。
これを満たせば国になる。

言ってしまえば
私という権力者が
実家を領域にし、
親を国民にして"金ポン国"と名乗っても国として成立する。

だとしたら日本国は色々な国が混ざっている共和国になるわけで、
皆の家にはそれぞれの権力者が独断と偏見で権力を振る独裁政治(そうではない家もあるとは思うけど)が行われている立派な国になっているわけだ。

ちなみにこれは独り暮らしの人にも可能な話で自分が国民でありながら権力者でもあるとも言える。

もちろん国民としての義務ももろいわけなので国守っているし、憲法作って守っているし、税金的な何か払っていますし、親が勉強教えてくれてるし!と言ってしまえば国としてこれ以上立派なものはないと言えてしまう。

言ってしまえば国は"人間が作った形がある組織"に過ぎない。
だと言ってるから"俺も国作ろう!"と思う可哀想な人のために国の定義についてもっと話をしよう。




この映画は知ってるんだろうか?
ターミナルだ。
主人公である男がある日、戦争のせいで国をなくし、どこにも行けなくなり空港で生活するというー
実際の話を映画化した恐ろしい映画だ。
実際にも毎年、全世界的に二つ以上の独立国家が生まれ、三つの国がなくなっている。
いつの間にか知っていた国がなくなり、違う名前になっている事も2年から3年に一回起きている。
国の定義はとてももろく、実際には国が国民に対して社会的な保護をしていなくても国として成り立つ。
国としての機能が麻痺されていても成り立つ。
権力者がいなくても正直成り立つ。

なので凄い事でも起きない限りには国は存在するわけだ。
戦争をして敵国に零士を奪われるか、
国民の皆が他の国に亡命しない限り、国は嫌でも存在する。
社会的な保護を受けれなくても、
教育を受けれなくても、
国は存在する。

なので、私が"金ポン国"を作ったとして本当に国として動けているのか?と言うと答はそんなわけがない!だ。
だけど、国としては成り立つわけだ。

じゃあ、私はどうなるか?

病院に行けない。
だって日本国とちゃんとした交流もやってないし、
ビザや条約を結んでないので違法になる。

勉強出来ない。
理由は我が国を日本国に知らせていないし、
留学というシステムを作る施設がない。大使館もない。

そもそも家の外には出れない。
何故なら日本国の零士に無断に踏み込んだ事になるので、
ただの不法在留になるから。

作ったとしても国としての機能がないから残る選択肢は日本国に亡命するだけだ。

日本は戦争もなく、争いもない。
社会的な保護は受けれるし、教育が義務化されている。
食べ物に飢えなくていいし、思想の自由がある。

ここほどいい国はない。
自分で国を作りたいという発想に迷った事もあるが、どこまでも想像だけだ。

非公式なシーランド公国も、
公式的なバチカンも、
零士も、国民もあるけど、
権力者もいるけどそれだけだ。

言ってしまうとバチカンが大使館の要素も含んでいるので、そして宗教的に認められているので公式的に一番小さい国として認識されているだけ。

国の定義はどこまでももろく、
それに対して語っている学者の意見もありすぎて何が正しいとか言えない。
だが、忘れないでほしい。
この国があるから今の自分がいる事を。

私達は世界一幸せな国で生活している事を。




次は
第三、世界で一番幸せな国
の予定です。