「小学生からの英語教育を考える」
〜ことばの力を取り戻すために〜
講師:広島大学教育学部 柳瀬陽介先生
主催:ラボ教育センター
4月から
英語教育が息子(小学2年)週3日始まりました。
幼稚園にも週に一度外国人の先生が教えにきてくださっていました。
それもあって、英語に親しみがあり、1年生からは、学校外の習い事として、ラボ船田パーティーで
英語の歌や手遊び、物語を仲間たちと楽しみ
身体や全てを使い遊びの中で表現する活動を
しています。
今回はそのご縁でお誘いいただきました。
人工知能AIのお話が出てきました。
現代教育が作る「できそこないのAI」な子ども。
おー怖い表現ですが。
手法として、理解を伴わない暗記、パターン認識による学習が結果を残せる教育は
考える力を育めない教育なのでは?
と人工知能AIを引き合いに問いかけられました。
スペルを正確に書く
文法を正確に並べられる
このような形式に重きを置く採点方式による
しわ寄せな気がします。
では、ことばはどのように獲得されるか?
心が動くそこに表現したくなる
「ことば」が生まれるのです。
ちょうど、先日、乳児の発達心理の研修で
「赤ちゃんは、心が動くから遊ぶ」のだと
遊ぶ→赤ちゃんは探索活動や舐めたり触ったり
すなわち、身体表現なんです。
伝えたい想いや心が
「ことば」として現れるならば!
英語教育も心が動くしかけが必要なんだと。




















☆ことばの身体性→身ぶりや手ぶりで
☆ことばの象徴性→広く深く
☆ことばの文学性→ことばのよろこびや楽しみ
☆ことばの複数性→多角的な見方と表現





















身体を思いきり使って表現し、広がりと奥行きをもち、ことばそのものによろこびが感じられることばを、多様な人々が対等な関係で使うことができたらそこには大きな力が生まれる







まずは、日本語を正しく使い
仲間と意思疎通し
様々な感情を共有し
身体で表現しながら
ことばを獲得する
母国語の深さを知ることなしには
英語教育が深くなり得ないこと
また、自宅で物語を聞く宿題を促すという
親側の取り組みに課題がありましたが、
一緒に楽しめる
一緒に心が動く
遊びの中から物語を取り入れることができる
工夫を私は親として宿題をもらったような気持ちです。
親が主体でなく、いかに、子どもが主体的に学びをスタートさせるか、しかけの仕込みと見守るなかなか難しいですが、楽しめたらなぁと感じました。
そんな熱い思いを持ち帰りましたが…
現実は、2年性になり、宿題に苦戦する
長男に苛立ちついついガミガミと

現実は容易ではないですね





常に感情を揺さぶることばのやりとりは
激しい我が家!
だから、会話が途絶えないのかな〜?
こどもたちが
心が動く体験
大切にしていきたい!