人生において後回しにしてきた経済面の学びについて、今、取り組んでいます。
FPの3級の参考書を順に読み進めていってるんですが、知らないことも多い!
経験から学んだことも多いけれど(子どもの学資保険とか、最近は株式投資とか、ふるさと納税制度とか…)、たとえば個人で積み立てている年金が近々満期?になって、戻ってくるんだけど、それには税金がかかるんだとか、社会保険はこの後どうすればいいかとか、介護保険の仕組みとか、「しらんかった~!」と驚くこと多数。
この、FPの勉強、やって損は無いと思ってしまいます。
資格試験にチャレンジするかどうかはまだ決めてないけれど、目標がないと人はサボるので、どこかを目安に受験に取り組みたいと思っています。
さて、そんな感じでお金のことについて勉強している最中に、ひょんなことがきっかけで思ってもいなかった「確定申告」(修正のための)をしなければならなくなりました…。
これも知らなかったことが招いた結果なんだけれど、とりあえず税務署に予約を入れて仕事を休んで出かけました。
手続きが終わりました。
でも、あることにひっかかりました。
(担当者がしてくれた)計算が違うのでは…でも相手はプロのはずだし…とその場では言い出せませんでした。
週末、改めてあれこれ確認してみると、やはり計算が間違っている…としか思えない。
少額なら目をつぶってもよいのかもしれませんが、10万近く違っています。
このときの、嫌な気持ち、不快感、焦り、…妙な汗が出てきました。
サイコロを振ると、お金は戻ってくるようだったけど、私にとってイヤだったのは、そのマイナスの気持ちそのものでした。
もちろん連絡を入れるにしても平日でないといけないから、この気持ちをまだ1日以上抱え続けなければならないという軽い絶望感。
「大げさな」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、繊細系の人間にとっては、こういうのはかなりの負担なんですよね。
今日になって思いました。
この「気持ち」を学ぶためのチャンスだったのではないかって。
ちょうど、そういうことが今、周辺で起こっていて、整理している真っ最中。
1つ、学びになりました。
ある種の「権威」に向かって、「違っている」と声を上げることには、エネルギーが必要です。
あとから考えると、「なぜ、あの場で言わなかったのか」と思いますけど、その場、そのときの自分の反応は、「自分がわかっていないだけで、別の計算式では正しいのかも」でした。
相手を疑うより先に、自分を疑っちゃうタイプの人間ですよね。
突き詰めると、自信が無いということなのかもしれませんが、まずは自分が引く姿勢ができてしまっているから、他者との摩擦は少ないですよね。
自分はもっと率直に思っていることを言葉に出した方がいいのかも、と振り返って思います。
怒り、とかそういう感情は乗せないで、中立的にわからないことはわからない、納得できないことは納得できない、と言葉に出してもいいんじゃないかって。
それがむしろ、お互いの理解が深まることにつながるんじゃないかって。
そういうことを考えたのでした。