今はどんな事で苦しんでいるのでしょうか。

心の中にある悲しみは何でしょうか。

抱えている辛さはどれだけの重みがあるのでしょうか。

おそらくは誰でもそのような思いはしたくないはずです。

でも、今は苦しんだり悲しんだりするしかないという時もあります。

これまでに自分以外の誰かが似たような思いをしたのを見たり聞いたりはしているでしょう。

だけども、いざ自分が当事者になると抱える苦しみの重さは随分と違うと感じてはいませんか。

少なくとも本当の苦しみを感じるという経験は出来たのではないでしょうか。

苦しくて、悲しくて何も出来ない、考えられないような状態になっている人もいるかもしれません。

そのような時は何もしたくないというのを心が求めているのです。

もしくは悲しみに浸りたい、落ち込みたいというのを心が求めている時もあります。

もしそのような時は、心が求めるままにされた方が良いと思います。

何も出来なくてもそれも一つの行動です。

何故なら、それは自分を癒し、慰め、励ましているからです。

心を回復させているのです。

自分を癒してあげましょう。

慰めてあげましょう。

優しさを与えてあげましょう。

自分の事を許してあげましょう。

それでも何も出来なかった、だから何も変わらない。

そのように感じている人もいるかもしれません。

時間が経ってから周りの景色を見て下さい。

空を見て下さい。

時間が経てば変化しているはずです。

その変化し続けている中に、自分もいるのです。

何も変わらない訳ではありません。

自分も変化しているのです。

どのような人にも明日は来ますし、どんな時でも未来は訪れるものです。

どうか、今の自分を愛してあげて下さい。