昨日、警察学校時代の担当教官の退官式がありました。
集まった同期生は十数名、懐かしい顔が久しぶりに揃いました。
卒業して30年弱ですから頭が薄くなったり、まぁいろいろ傷みも激しくなってましたね。(笑)
昔の懐かしい話で花が咲き、同期生と久々に楽しい時間を過ごせました。
年数は経っても人間性というものはそうそう変わるものではないですよね。見た目は変わっても「あの時のまんま」という表現がぴったりでした。
私が退職してから初めて会う人もいて、その後、順調にやってるのか、いろいろと心配してくれましたが、元気でやってるのを見て安心してくれたのではないかと思います。
彼らからは口ぐちに「よくそんな勇気があったなー。起業なんて本当にすごいよ」と言われました。決まった給料をもらい、安定する生活をしている彼らからしたら、信じられない挑戦ですからね。
今となると私もよく思い切ったなーと思います。
私のこのブログをしっかり読んでくれていた同期もいまして嬉しくなりました。
いろんなとこでそんな話を聞くので、現職の方々は結構このブログを読んでくれているようです(笑)
私は警察出身ですから、ある意味、警察という組織に育てられた男です。長いこと、いろんな先輩、上司、同僚にお世話になりました。
よく退職してテレビに出て警察の悪口を言ってるOBがいます。テレビというものは視聴者向けにウケルことを言わないといけないからかもしれませんが、現職時代からそんなOBが大嫌いでした。
だいたい○視庁の捜査○課長あたりがコメンテーターで出てきて「この捜査はなってない、あれじゃだめだ」などと発言しています。
どこまでその事件の捜査状況を知ってるかわかりませんが、少なくとも現場の苦労を知っているエライ方が簡単に現場を批判するのはいかがなものか。そこには汗水たらして寝ずに捜査にあたっている刑事もいるわけです。
自分が育った組織に後ろ足で泥かけて、金もらって飯食って楽しいのかなーと思うわけです。
ですから私はいつまでも警察の応援団でありたいと思っています。
現職の仕事を正しく世の中に伝え、警察への理解を深めてもらったり、刑事の苦労を知ってもらうことが私の役割だろうなと。
従って魂は今でも現職のままです。
人間緩みだすと落ちるのは早いですし、そもそも元刑事としてビジネスでも信用してくださってる方はたくさんいるでしょうからね。その信頼を損なわないようにしないといけません。
この同期生が定年退職する時には私もそのお祝いの席に呼んでくれるそうです。
ま、呼ばれなくても行きますが。(笑)
あと10数年後、わが同期生が世の為、人の為に職務を全うし、健康で無事に定年退職を迎えられるようにこれからも応援していきたいと思います。
そのときが本当に私の退職の日かもしれません。
今日も読んで頂き感謝します。
それではまた。!(^^)!