SNSの危険性 | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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最近、フェイスブックやブログなどのSNSが知人との間でも話題になることが多くなりました。

特にフェイスブックをやられている方はすごく多いですよね。

初対面の方でも名刺変わりに友達申請する機会が増えました。

フェイスブックって便利ですものね。投稿を見ていると知人が最近どんな所に行き、何をしていたのかがわかります。初対面の人でも興味を持ったらニュースフィールドを遡って見ればある程度のことはわかってしまいます。

先日、女性で起業されている方で「自分をどこまで露出すべきか悩みますよね」と話されている方がいました。起業すると自分が商品になりますから、売り出すためにはどうしても露出が必要になりますしね。

特に女性の場合は、露出する程度によっては変な輩に目を付けられる可能性がないともいえない。そこが悩みどころかもしれません。


フェイスブックなどのSNSは現代社会において急速に広がっているのは承知のとおりですが、犯罪という視点からいわせて頂くと「非常に危険な道具」であるのは間違いありません。

脅すわけではないのですが、不必要な露出は自分の安全を確実に低下させていると思った方がいいですよね。

特に女性の場合は。

またよく子供の写真をアップしている方もいますが止めた方がいいと思います。子役をしているとか、商売上露出することが必要なら話は別ですが。

「どこで誰が見ているかわからない。」これがネット社会の恐ろしさだからです。

仮にストーカー体質の人や幼児に興味がある偏った性癖のある人がその写真を見て気にいってしまったらどうなるでしょうか。

間違いなくあなたのニュースフィールドを隈なく見るでしょうし、あなたの友達関係も検索するかもしれません。実際に会いたいと思えば、あなたが投稿した写真を解析すれば自宅の位置がわかるかもしれません。

よく自宅でペットや子供を撮影して投稿している方がいますよね。GPS機能をオンにしている状態で撮影するとその写真にはデータとして撮影場所情報も組み込まれるわけですから、写真を解析すると自宅もわかってしまうということです。


これからの時代は間違いなく、SNSを使った犯罪が増加します。だって獲物を探すにはもってこいじゃないですか。今まではわざわざ外で物色して見つけていたのが、バソコンの前で簡単に見つけられるわけですからね。

「そんなに脅さないでくださいよ、じゃあどうしたらいいの?」と思ったあなた。

教えましょう。

解決策のひとつは「やらないこと」です。(笑)

「いやいやそれは解決策じゃないでしょー」と言う方は、営業目的で自分を露出する必要のある方ですか?ではやめるわけにいきませんね。

注意点を何点か言いますね。

① 自分だけの露出にすること。特に子供など家族の写真は出さないこと、出しても顔は出さないこと。

② できるだけGPS機能はオフにしておくこと。

③ 生活の拠点である「自宅」を特定できる情報は極力出さない
こと。(近所のお祭り、商店街、公園、行楽地、地名などの情報)

④ 知らない人の友達申請は安易に許可しない
こと。

⑤ 自分だけではなく、友達の個人情報を漏らさない
こと。特に女性の情報は気を付けましょう。


こんなところでしょうか。

自分の身は自分で守ることが大事です。

正月早々、暗い話題で恐縮ですが、最近感じていたことなのであえて書きました。

みなさん、気をつけてくださいね。(^^)