ネガティブ人間物語Part3です。
暗い話が続くと気持ちも暗くなるのでこの回で最後にします。
中学を卒業した私は地元の野球強豪校に入学し、甲子園を目指すことにしました。
甲子園を目指す、とは聞こえはいいですが、本当の目的は違うところにありました。
別れた実母とは、小学校高学年に離婚して以来、会うことはありませんでした。
母の居場所も知りませんでしたので私が甲子園にも出て活躍する姿を見れば母も安心するだろう、それが親孝行になると思ったからです。
そんな中、父は新たな再婚話をもってきました。
また連れ子のいる女性でした。
「この人は何を考えてるんだ?」
「俺たち子供達のことをどう考えてるんだ?」
呆れてものが言えませんでした。
なんだかんだ意見しても子供は無力です。なるようにしかなりませんでした。
数年してやはり離婚。
父は激情型の性格で人の意見を聞き入れるタイプの人間ではありません。
何か意見すると感情的になり興奮して手がつけられないのです。
言っても無駄でした。
諦めるしか方法がない人なんです。
私が成人して父は四度目の結婚をしました。
最後の最後で父はやっと自分に合う女性と知り合い、現在も結婚生活を続けています。
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話が長くなりますので細かいことは割愛しましたが、まだまだ書いてないことがたくさんあります。
私が幼少期から成人するまで4人の母親と生活したこれらの体験は、私の人格形成にも多大な影響があったのは間違いありません。
とても前向きに何かを考えられる環境ではなかったのは確かです。
いつもマイナスイメージばかりつきまとっていました。
こうしたネガティブ思考は自らの生活環境や経験がベースで作られていきます。
生まれた時からネガティブ思考の人はいないんですよね。
一度作成されたネガティブ思考のプログラムは上書きして変更することができます。
コンピュータのプログラムと同じです。
いまの私は天才的なポジティブ思考です。(笑)
人間はその気があれば変われます。
性格も変えることができます。
次回以降、その方法や考え方を書いていきたいと思います。
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