少年野球の監督 コミュニケーション 3 | 刑事塾 詐欺、採用面接、営業で騙されない、ウソや人間心理の見抜き方講座

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心の扉を開く☆人間関係改善コミュニケーションコンサルタントのカントクです。音譜

少年野球のカントクとして大事なことって何でしょうかはてなマーク

私は、

「子供をひとりの人間として尊重する」ドキドキ

ということだと思います。キラキラ

小学生といえども一人の人間です。

自分なりの意見や意思をもっています。


ある時、やたらと選手を怒鳴りつけるカントクがいるチームと練習試合をしました。

試合前のノックからチームにはピリピリムードが漂い、選手の顔がこわばっているのがよくわかります。

試合が始まり、対戦チームのピッチャーは思うようにストライクが入りません。

カントクは「馬鹿野郎、真ん中投げればいいんだむかっ」「てめえ、もう試合出さねーぞパンチ!

守備陣がエラーでもしようもんなら「この馬鹿野郎、野球なんてやめちまえむかっ

とにかく怒鳴りまくるので、選手はその度に直立不動。カントクを見て半ベソ状態の者も。しょぼん

こちらも異様な緊張感を味わい「あれじゃ子供がかわいそうだ。」「なんであんなに怒るんだろ?」とベンチ裏の保護者からも声が出るほどでした。汗

相手チームの保護者も笑顔は全くなく、固まっていたのが印象的でしたね。汗

結局、試合は大差でうちが勝ちましたが、試合中、相手のカントクは意味もなく怒鳴り声を上げ続けていたように思います。

私が思ったのは、

「あれじゃ子供が野球をキライになってしまうな…。」

ということでした。

おそらくあのカントクは、選手を奴隷かなにかと勘違いしているのでしょう。

彼は「監督としての権力」と「怒鳴るということで子供に与える恐怖心」で選手を動かそうとしていたのではないでしょうか。

試合において、カントクの思うように選手を動かすには、日頃から選手と十分な意思疎通、つまりコミュニケーションがなければなりません。

そして、そこにあるのは選手がカントクに寄せる信頼だと思うのです。

選手ひとりひとりの人間性を認め、日頃から愛情をもって叱り、指導していれば選手はどんどん成長して変わっていきます。ニコニコ

「カントクは君のことをいつも見てるよ。君の成長を楽しみにしてるよ。キラキラ

そんなメッセージを常日頃から選手ひとりひとりに送り、ひとりの人間として扱っていたら、自然と信頼感が生まれてくるものではないでしょうか?

少なくとも私がカントクの時は、練習中もひとりひとりに

「○○、キャッチボール上手くなったな!投げるボールに勢いがある。いいねー!」

なんて声をかけ、自信を持たせていました。

また、失敗に対しては、腹が立ってもなるべく感情を押し殺し、ひとりの人間として分かるように具体的に説明をして、本人が
・なぜ怒られたのか?
・どうしたらそれを直せるのか?
・なんで直す必要があるのか?
などを分からせていたつもりです。

お陰様で今だに私の誕生日には当時教えていた唯一の女の子からお祝いメールがきます。また、地元で教え子に会うとみんなが笑顔で挨拶してくれます。(笑)

ホントにうれしいものです[みんな:02]

これから子供をスポーツチームに入れようかと考えている親御さん、是非チームのカントクを見てください。

指導者、特にカントクの指導方針や人間性でチームはガラリと変わりますし、子供の成長度も変わりますよ。キラキラ

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。[みんな:01]



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