重罪 | くまぶろぐ

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アラフォー。ステIV乳癌。
恐らく発達障害有です。
前向きな闘病ブログを期待している人は絶対読まないでください。死にたいのになぜか通院治療して腐りまくってるクズ。https://ameblo.jp/kumataro0101/
こっちも同じ人。私の人生は何だったのかなと最近考えてる

今日は職員室でやることがなかったから、保育室に面したところにある小さな部屋で雑務をしてた。カーテンはあるから、保育室にいる人や廊下を通る人は開けない限りは私がそこにいるのはわからない。だけどもちろん音は全て聞こえる。

1日は忙しく流れていて、とにかくあっちもこっちもいろんな声がする。カーテンの目の前まで子どもが来た気配にも気づいていたよ。前の私なら、何してるの?って声をかけてたけど、何もできない上どうせすぐ死ぬ私が、必要以上に子どもに介入してはいけないと思って、いなくなるのをじっと待っていた。

ちなみに、ちょっと部屋から出たとき、4歳クラスの子が私のことを友だちに「だれかいるよ」と言った。その子の担任になったことはないけど休職前はもちろん面識はあった。そんなに喋ったことはなかったけど、「だれか」と言われたことはない。

でも3か月いなくなって挙げ句ウィッグで雰囲気変わって、誰だかわからないのは当たり前。だけど本来そこで「○○(名前)だよ」って言っても良かったと思う。でもやめておいて、聞こえないふりして素通りした。思い出してもらわないほうがいい、またすぐいなくなるかもしれないんだから。戻ってきたこともわからないままいなくなるほうが、子どもたちを戸惑わせたり悲しませないで済むんだから。認識されないほうがいい。

もう私はこの世界の人間じゃないんだから。

「だれか」のままのほうが、辞めようが死のうが子どもたちの生活を壊さない


私がいた部屋から1番近くに、私が元いたクラスがあって、だからそこの声が1番よく聞こえた。

生活の流れは私がいたときと何も変わらなかった。元々私を含めた3人担任で、それでも、誰か1人が遅番だったりすると朝は割とドタバタしていた。


今日は2人のうちの1人が遅番だった。


声聞いてる限りだけのことだし、もちろん忙しそうは忙しそうだったけど、

ドタバタ、はしていなかった

そしてずっと、楽しそうだった

大人も、子どもも。

怒られて泣いてる子の声もしたけど、それも理由あってだし、話が済めばまた楽しそうな声がした


クラスの子の誕生日会があった

私も顔見に行ってあげたかったけど、そんな資格はないから部屋から出なかった

誕生日会は、私もやったことがある

でも今日声を聞いていて思った

私、こんなふうに心こめてお祝いできてなかったって

「こなす」ほうになってしまって、誕生日会「しなくちゃいけない」気持ちがどこかにあって(誕生日会自体はもちろんやりたいのだけど、そのあと外も出たいし出るの遅くなると入るのも遅くなるし‥のような)、たぶんこんなに楽しそうにハッピバースデー歌ってなかったなって思って

私何してきたんだろうなって

今がお荷物とかそういう次元の話ではなくて、生まれてきたのが間違いで、保育士になったのはもっと間違いで、ここにいたのももちろん間違いで、こんな状態で戻ってきたのなんて間違いどころか重罪