癌です。
ずっと前から自覚ありました。
でも死にたいから放置していました。
死ねないから仕事はしていました。
でも、体調は関係なく仕事でもお荷物でした。
どんどん居場所なくなって、どんどん実年齢と実力に差ができて、尚更死にたいと思いました。
我ながらタチの悪いことに、勤務態度が悪いわけではなく、あくまで、「能力がない」なので、変な話クビにはなりません。みなまで嫌われもしません。ただの腫れ物です。深入りしちゃいけない人。
休まないことだけが取り柄でした。
人のシフトなんて二つ返事でどんどん代わっちゃうので、そういうときはみんな優しかった。
今年に入って、遂に職場で倒れました。
しかも2回。
誤魔化せなくなりました。
自分の中で何かを観念したかのように、病院に行きました。
あれよあれよという間に癌診断。
しかも、なかなかやばいかんじのね。
そしてただいま検査入院中。
特に驚きはありません。
ちょっとは意外なとこもあったけど、大体は予想通り。
私の親の年齢までは生きられないと言われたとき、私が一番に思ったのは、ああ、これでもう、昇任試験受けろって言われる心配はなくなるなあってこと笑
試験だけは無駄に受かりがちだから、中身ゼロの恐ろしい管理職になっちゃう心配をしてたけど、ああ、それなら大丈夫だなあって
親が聞いたら泣くよなあ 笑
というわけで親には言わず1人で病院来ました笑
行く先々で、1人で来たんですか?と言われます笑
でも本当に、それはなんにも辛くないの。
あれよあれよと抗がん剤とかの話になって、
同じ病棟には、あー、治療中だろうなあってかんじの方もちらほらいて。
もちろん、まだやってないから辛さを知らないだけって言われるのは百も承知ですけど、
別に、たぶん大丈夫
吐き気も熱も痛みも脱毛も胸なくなるのも。
割とそういうの、強いから
そして失うものないから。
強いから、って別にダメージ喰らわないと思ってるわけではないですよ?
そりゃ、嫌だし怖いよ。痛くて呻くかもね。
でもたぶん、大丈夫なの。
1人で耐えるのは、なんというか、別に平気。だから多分普通の人がこの状態になった場合の半分も恐れていない
だけど。
やる意味、ある?
抗がん剤やった先にあるのは、既に人並みを遥かに下回る能力を更に下回る無能な私
唯一の取り柄だった体力はなくなります
今の仕事はもう絶対無理だし、今から他の仕事なんて尚更無理。誰が未経験癌患者雇うんや
見た目もきっと、ただでさえブスなのにさらに見るに堪えなくなるでしょう
そしてお金がなくなります。仕事もないのに。
そして何より、親を悲しませます
いや、悲しいかはわからんけど、平穏無事に幸せな毎日を送る親の日常に、とんでもない影がさすわけで。
癌の状態的にそれは絶対ないのは素人でもわかるけど、まあ仮の話として完全に元の状態まで治ったとして、治ったとしてそこにあるのは、ただでさえ実年齢に追いついてなかった能力を、ブランクあるのにまたそこまで追い上げなきゃならない現実。てか不可能。こうなるとまた中身ゼロの恐ろしい管理職の危機再来
さて、治療する意味、ある?笑