昔からの言い伝え
八王子に狭間という地区がございます。
昔々、狭間地区は、子供が病弱か長生きができない地区でした。
集落の長老が縁起をかついで、百人の人から反物を集めて縫った着物を着せてみようと
試したところ、その子が120歳まで生きたので、
百人反物の伝説が近くの集落から、子供が生まれると、狭間地区に人が集まって、
反物を・・反物を・・
現在も狭間地区は百人の針で縫った浴衣を乳幼児に着せてお餅を背に歩かせる習慣が残ってございます。
お隣の町、日野市の石田地区では、ウナギは食べるなという伝説がございます。
一級河川の浅川の増水で田んぼが水に沈んだ時、この地区だけは水没が免れました。
田んぼへ繋がる用水路の入り口にウナギが大量に詰まって水没が免れたことで、
土用の丑の日でも、おウナギ様を食べるな・・と、言うことです。
私の、お友達は、今でも食べません。
各地区の民話は、それぞれ、なるほど~と、思えるお話ですね?
では、茶碗蒸しでも食べましょうか?
updated.by.裕子