昨日は、娘の合唱コンクールを
夫と一緒に見に行ってきたんだ。
私、合唱ってすごく好きでね。
あの一体感やハーモニーを聞くと、
体がゾクゾクして、自然に涙があふれてくるんだ。
歌って、人をこんなに感動させるんだなぁって思う。
娘のクラスは、伴奏できる人がいなくて、アカペラだった。
これが逆に新鮮で、力強さやチームワークをすごく感じた。
娘も楽しそうに体を動かしながら、曲にのって歌っていた。
「この瞬間を味わってるんだな」と感じて、
胸が熱くなった。
結果は残念ながら金賞は取れなかったけれど、
練習を積み重ねてきた時間があったからこそ、
最後にクラスメイトみんなで、
指揮者やパートリーダーへ感謝を伝える場面があったらしい。
その時、クラス全員で号泣したと聞いて、
私ももらい泣き。
娘って、感動して泣くことはあまりない。
鳥肌が立つことはあっても、涙までは滅多にない。
だからこそ、
「泣くほど心が動いた」経験をできたことが、本当に尊いなって思うんだ。
そして、昨日は、夫と並んでその姿を見られたことも、私には特別だったんだ。
単身赴任で、これまで学校行事にほとんど参加できなかったからこそ、
一緒に娘の成長を見守れる時間が、何より嬉しくて

感動を共有できることに、じんわり安心感が広がった。
青春の真ん中にいる娘を見られた日。
母としても、妻としても、心に残る一日になった
