中総体が終わり、いよいよ受験に向かう時期。
正直、娘にはもっと勉強してほしいって思ってる。
最近、塾に入ったけど…
塾代の高さにびっくり
周りが通ってるからって気持ちもあったけど、
「このままじゃ高校に行けないかも」っていう不安もあった。
そんなある日、
塾に行く直前、スマホを見てのんびりしている娘に、
わたし、感情をぶつけてしまった。
「誰のために塾行ってるの?」
「もったいないよ」って。
あとから、胸が痛くなった
なんであんなに怒ったんだろう?って。
ふと思い出したのは、自分の学生時代だった。
私は、親から「頑張れ」とは言われてきたけど、
成績にはあまり関心を持ってもらえなかった。
特に兄の成績ばかり気にされて、
「女の子はそのうち結婚するから」とでも言わんばかりの扱い。
私と妹は、見てもらえてない気がしてた。
ずっと、寂しかった。
だからこそ努力した。
暗記、努力、根性。
保健師の資格も、認めてもらいたくて必死で取った。
気づいたの
娘への期待は、
過去の自分の寂しさを埋めようとしていたのかもしれない。
成績のいい娘=立派な母親。
そうなれば、自分の価値が上がるような気がしてた。
じゃあこれからは──
「頑張らない自分」も認めていけたら。
「頼っていい私」を育てていけたら。
そう思って、今日は娘に
「洗濯物、取り込んでくれる?」ってお願いしてみた。
夫にも「〇〇してくれると嬉しい」って言ってみようと思う。
うまく言えるか分からないけど、
ちょっとだけ、甘えてみようかなって思えた。
感情の奥には、
いつも「ほんとの私」が眠ってた。
揺れながらでいい。
これからも、少しずつ向き合っていこうと思う。