最近、ちょっとずつだけど、体の感覚に意識が向くようになってきた。
たとえば、眉間のあたり。
そこがずっと緊張してるのに気づく。
呼吸を深くしてみたり、意識を丹田におろしてみたり、
緩もうとしてるんだけど、どうも眉間だけはうまくいかない。
それに気づいたとき、「ああ、ここでも“感じなきゃ”って思ってたんだな」って。
そして、感じたら何か“気づかなきゃいけない”って、どこかで思ってる私もいる。
そうやって、ちゃんと前に進まなきゃって、自分をせかしてしまう。
本当は、「ただ感じるだけでいい」って、頭ではわかってるのに。
そう簡単にはいかないなぁ、と思う。
私はたぶん、「特別でありたい」「人と違う何かを持っていたい」って、
ずっと思ってきたんだと思う。
普通じゃ、自分の存在が危うく感じることがある。
「存在を確定したい」
その気持ちが強いからこそ、人の目が気になるし、
自分のことを人に話すのが、こわくなる。
この気持ちをブログに書いてみよう、と思っても、
「どう思われるかな」「重いって思われないかな」って
ついブレーキをかけてしまう。
だけど、そんなふうに感じてる自分を、
今はちょっとずつ、許してあげようって
思うようになった。
特別であろうとする私も、
焦ってる私も、
全部、ここに“ちゃんと在ろう”としてるサインなんだと思う。
ほんの少しだけでも、
「今のままの私で、大丈夫だよ」って、
言ってあげられる日が増えたらいいな。
特別じゃなくても。
気づかなくても。
何者でもなくても。