娘の中総体が終わった。

 


団体戦としては負けてしまったけれど、

娘の試合は、見ている私にも「勝ち」を感じさせてくれるものだった。

 


娘が心からゲームを楽しんでいるのが伝わってきた。


一球一球にエネルギーが乗っていて、


まるでボールそのものが生きているみたいだった。



見ていて、自然と涙がこぼれた。


 

この2年間の練習の積み重ねが、そこに全部詰まっていた。


上手くいかない日もあった。


気持ちが乗らない日も、体が動かない日も、きっとあった。


でもそれを越えてきたからこそ、


今日の娘のプレーが、あんなにも輝いて見えたのだと思う。

 


ペアの子との呼吸もすごく合っていて、

ようやく「本当にいいペアになった」と感じられるような試合だった。



それなのに


これで終わりなんだなぁと思うと、


ただただ、切なくて、名残惜しくて、


試合が終わった今も、体の中にその余韻が残っている。

 


数日経った今でも、あの一球一球の感触が、心に残っている。



娘の表情、声、プレー。


全部が、今もふとした瞬間に思い出される。

 


喪失感というより、静かな感動に近いのかもしれない。


でも、やっぱり少し寂しくて、少し誇らしい。


 

この2年、娘も私も、本当によく頑張った。


そのことを、何度でも思い出していたい。


いっぱい

大変なこともあったね


 

朝早く起きて


毎週のように練習試合に一緒に行った


 

保護者同士のやりとりで

ちょっと傷ついたこともあった

 


でも

同じ想いをもって応援する

仲間がいた


 

娘の成長を

こんなに間近で見られて

 


そして

 一緒に感じた高揚感

 


全部


かけがえのない時間で


私の宝物になった


 



おつかれさま

 

よく頑張ったね

 

ありがとう