昨日は祝日。

朝から気持ちのいい陽ざしが差し込んで、「よし、今日もやるか」と家事に取りかかった。


洗濯、掃除、布団干し。

いちご大福も作って、お昼ご飯の準備と後片付け。

所用を済ませて、夕方にはまた夕食づくり。洗濯物を取り込んでたたんで、頼まれていた裾上げもして、布団カバーも取り替えた。


…ふと気づくと、ずっと動きっぱなしだった。


家族はというと、スマホを見ながらのんびり。


ワンコのごはんも、お風呂も、誰も動こうとしない。 


心の中に、じわじわと怒りが湧いてくるのを感じた。


「こんなにやってるのに、どうして誰も気づかないの?」

「手伝ってって言わせないでよ…」


我慢しようと、トイレや別部屋で怒りのワークもしたけど、気持ちはおさまらず、ついにぶつけてしまった。


本当は、怒りたいんじゃない。

助けてほしかった。

頑張りを、見ててほしかった。

ちょっとだけでも「ありがとう」って言ってほしかった。


でも返ってきたのは、夫の冷たい態度。

朝には「面倒くさい」の一言で終わり。

私と話すのも嫌なんだと感じて、心がギュッと痛くなった。


繋がりたかった。仲良くしたかった。

でも、どこかで私は“家族の中の孤独”を感じてしまっている。


それでも私は、私なりに精一杯やってきてる。

好きじゃない家事も、心を込めて続けてきた。

完璧じゃなくても、誰かのために、今日も私は動いている。


今はただ、深呼吸して、自分の心に寄り添ってあげたい。

傷ついたっていい。泣いてもいい。

私は、ここにちゃんと生きてる。