⚠ 抗がん剤治療による副作用等はかなりの個人差があります。
あくまで私、虹の色の記録として綴りますのでご承知おきくださいますようお願いいたします。
サラリと私の治療経過を記しますと…
2021.2月。
針生検の結果、
HER2陽性 3+
ER(-)
PgR(-)
組織学グレード 3 最高値
(悪性度が高くタチの悪いがんのタイプとの事)
2021.4月~
術前化学療法
EC療法
ハーセプチン+パクリタキセル
2021.12月
部分切除術
2022.1月~
放射線治療 25回
2022.2月~
術後化学療法
ハーセプチン単独投与
2022.11月 標準治療完遂。
私はホルモン受容体ER・PgRが共に(-)なので、
再発予防のためのホルモン剤が使えない為
現在は治療はなく、定期検査にて
再発・転移等の経過観察中です。
およそ2年前に一旦の治療を終えた私の
治療の名残は…
◆胸と腋窩の傷の疼き
有難いことに術前化学療法が奏功したこと、
腋窩リンパ節に転移がないだろう、との見解で
主治医の勧めもあり部分切除術を選択しました。
(術中のセンチネルリンパ節生検でも転移なしでした)
今でも傷(特に腋窩)が疼くことがあります。
幸い日常生活に支障がでるほどではありません。
あと、承知の上での術式ではありますが
見た目に患側と健側の胸ではかなり大きさの差が
出来てしまったので下着を着けていても
未だにしっくりこないです。
ただ、服を着てしまえば見た目的には
左右に違和感は無いと思います。
◆肋骨の疼痛
患側の疼痛のため骨転移を疑われましたが
造影CT・PET-CT検査の結果から
放射線治療の後遺症の可能性が高いとの見解。
(経過観察中)
◆動悸・息切れ
ハーセプチン投与中から症状が出現。
ハーセプチンが終了すれば徐々に落ち着くだろう
との見解でしたがなかなか治まらず、
治療中からこれまで心エコーを3回とりました。
3回とも基準値ギリギリとのことで治療にまでは
至りませんでしたが、未だに息切れは強くあります
(動悸は以前より落ち着きつつあります)
◆手足のしびれ
こちらも幸いなことに日常生活に支障はないのですが、
私の場合、掌と足の裏にビーンと感じる
しびれが残っています。
足の裏のしびれの方が強いです。
◆爪のもろさ
抗がん剤治療中は手指・足指ともに
爪は黒く変色し、特に手指の爪はボコボコした
爪になっていました。
現在は変色は落ち着いたものの
爪のもろさは未だ残っており、今は特に
足指の爪がとても脆く、二枚爪になったり
気付いたら剥がれたりします。
◆髪の毛量激減
抗がん剤治療が始まる時に主治医から
『抗がん剤による副作用はいろんなものがありますが、出現には個人差があります。ただ、脱毛だけは必ず起きてしまいます。治療終了後はまた発毛してくるので安心して大丈夫ですが、中には髪質や毛量が完全には戻らない方も居られます』と、お話がありましたが、
私は完全に後者でした。
発毛はしてくれています。
発毛してくれた髪はしっかり伸びてもくれます。
ただ、
毛量はかなり激減し私の場合、
残念ながら治療前の毛量とは全く異なります。
(特に頭頂部~後頭部)
悩んだ時期もありました。
いや、
今も鏡でありのままの自分の髪を見るのが嫌で
外出時は部分ウィッグは欠かせないですし、
家の中ではベレー帽を被って過ごしています。
病気になる直前の私の毛量…
私はもう51歳という年齢ですし、
ウィッグを着用すれば解決することであり、
命がある今がなによりとても有難い…
それは十分に感じているんですが、
ふとした時に治療の名残に落胆したりしています。
治療中の方がこの記事を読まれたら
不安を増長させてしまうかもしれませんね…
ごめんなさい。
あくまで「私の場合」ですし、
そんな私も日々落胆しながら過ごしている、
なんてことはなく、
ほとんどの日を穏やかに過ごせていますので
どうかご安心ください。
これから治療を始められる方、
治療中の方、
一旦の治療を終え経過観察中の方、
心寄せています。
日々 明るい方へと歩みを進めている、と信じて
一緒に乗り越えていきましょう。
最後まで読んでくださり
ありがとうございます
(*´︶`*)♡Thanks!