ひとつ前の記事にコメントをいただきましたが、
長文の内容のほとんどが今のご自身と
ご自身の親御さまに対する鬱屈とした想いの吐露
でしたので、私自身の判断でコメントの公開は
控えさせていただきます。
捨てアカウント(?)の為か
DMをお届けする事も不可能なので、
コメントをした方がこの記事を
見ておられるか定かではないですし
スルーしてしまおうかとも思いましたが
私に対する問いかけの部分にのみこちらで返答します。
コメントいただいた御一方へ向けて。
◆ 死産を本気で悲しみ、苦しんでらっしゃる方々はみんな、死産になったお子さんに向かって「誕生日おめでとう」なんざ、「どの口がそんなこと言ってんだ!」「おたく、偽善者か?」の大合唱ですよ◆(コメントから引用)
28年前。
3月9日におなかの中で心停止が確認されてから
3月11日に出産に至るまでの壮絶な過程、
死産で我が子を亡くすこと、
これらは私の人生で最も辛いことでした。
おそらくあなたが想像し得る
何十倍も、何百倍もの悲しみ·苦しみです。
私は娘の死を通して
自分自身を善人にみせようなんて
欠片も思ったことはありません。
でも、あなたに『偽善者』と映っているのならば
それで構いません。
◆死産になったお子さんに向かって「誕生日おめでとう」って、何を誕生日と死産を履き違えたみたいな言動に走ってくれてるんですか?◆(コメントから引用)
娘を元気に産んであげられなかったことは
今でも本当に申し訳ないと思っています。
ただ、
親というものは…
と、いうか
少なくとも私たち夫婦は
私たちのもとに来てくれた娘を
今もとても大切に思っていますし、
娘の歳を数えて生きています。
3月11日は正確には娘の誕生日ではないでしょう。
誕生日そのものが娘にはないのだと思います。
それでも、やはり
今私のもとにいてくれる
息子や娘と同じように、
私たちのもとに来てくれた感謝と
空にいる娘の命の芽生えを
お祝いしたいのです。
死産と誕生日をはき違えてはいません。
空の娘に誕生日おめでとう、と伝えることは
私たち夫婦と家族のエゴかもしれませんが
それでも子をなくした当事者である私たちには
いろいろな想いがあるのです。
『どの口がそんなこと言ってんだ』と、
唐突に乱暴な言葉を投げかけられましたが、
私が娘に『誕生日おめでとう』と綴ったのは
こういった想いからです。
理解や納得は求めていません。
問いかけにおこたえいたしました。
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御一方にむけての記事なのに
ここまで読んでくださった方が居られましたら
ありがとうございます。
もし気分を害されましたら申し訳ありません。