揉めに揉めました。
夫と。
大ゲンカです。
ケンカ……なんて簡単な感じじゃなく、
もう夫婦も終わりだ…と、
妙に冷静に思ったりしました。
今回の揉め事。
何年か前にも同じ様な事が。
またかよ。
これが私の素直な感想。
私はあまり………と、いうか、
結婚して17年間ほとんど主人にキレた事はなかったんだけど、
今回の私はすごかったです。
やっぱり、
繰り返したってのが逆鱗に触れた訳で。
夫は猛省。
私の本気が痛いくらいに染み入ったのでしょう。
こんなに長く一緒にいるのに、これまでに見たことのない表情。
反省と後悔の言葉。
『もう〇〇はしません』
『〇〇もしません』
『許してもらえるならどんな事でもするから』
『一番大切なのは家族だから』
などなど。
いくつもの言葉が。
私もたーーーくさん夫には言いたい事をぶつけました。
夫の言葉の10倍以上は喋ったでしょう。
そして、何時間もの話し合いの最後に
私はこんな言葉を夫にぶつけてみました。
『あなたはいくつもの間違いをしてしまったね。
そのせいで私は深く深く傷ついた。
あなたが言う「家族が一番大事」はきっと本当なのでしょう。
でも、これからは「家族が一番」ではなくて、「一番大事なのは私」にしてもらえないかな』 と。
たぶん、夫の中で『私』という存在が薄くなっていたのでしょう。
夫が大切にしている『家族』の中に確かに私は存在します。
でも、当たり前の存在過ぎて、
家族という括りがざっくりし過ぎてて、
私が消えてしまっていたんじゃないか……。
だから、また間違いを繰り返したんじゃないか……
そう思って。
仕事より
趣味より
友人より
そして、あなたが愛してやまない子供達より、
ほんの少しでいいから私を一番に思って欲しい。
そうしてくれれば
きっと夫は私を悲しませるような事はしないだろうし、
たぶんもう私は悲しい思いをしなくて済むんじゃないかしら……と思ったから。
夫は、
〇〇はもうしない
みたいな自分を縛るような事をいくつも発したけど、
そんなのいつかまた苦しくなってしまう……
それならもっと前向きに。
この言葉はそう思ってのものでした。
私の言葉に夫は、
『これまでもそうしてきたつもりだった。
子供達よりも大事に思ってきたつもりだったけど……』
と、言ったので
『まったく伝わってないよ。
それなら今日からはもっと私を一番において。
私の存在をもっともっと大きいものにして』
と、話した。
『伝えるようにしていくよ。
本当にごめんなさい』
そう謝った夫なのでした。
私は私の想いを伝えた。
それを受け入れ深く謝罪した夫。
だからもうそれ以上は言いません。
夫の言葉をもう一度だけ信じます。
…………でも、怒りは忘れないけどね!!!
プロポーズで言ってくれた言葉。
どちらかが死ぬまでは
キッチリ実行してもらいます!!!!
女は忘れないのだよ!!!
………それにしても今回のケンカは、おなかの中が空っぽになるまで言いたい事が言えたから、スッキリしたな。
たまには吐き出すって大事なのね。