週末、私の家族が京都から遊びに来てくれました。
母。
母の旦那さま。
弟。
私が高校3年の時に
母が再婚した旦那さま。
母より11歳年下で
私より9歳年上。
母とより私との方が年齢の近いけれど、
私の子供達の事も
本当によく可愛がってくれて
ありがたいです。
弟は私が19歳の時に生まれたので
現在は高校2年生。
弟が生後6か月の時に
私が一人暮らしを始めたから
ほとんど一緒に暮らした時間がない。
もちろん実家に帰った時は
おむつを替えたり
ミルクを飲ませたり
お風呂に入れたりお世話はしたけど、
弟は私との思い出はほとんどないんじゃないかなぁ・・・
でも、私を…
こんな歳の離れた私を
姉として慕ってくれて、
その上、
私の息子と4歳、
娘とも7歳しか違わないこともあり、
弟や妹のように可愛がってくれる。
本当にありがたい。
母は根っからの働き者なので、
我が家に来てもちょっと休憩しただけで
気がついたら庭に出てて
『もうすっかり乾いてるみたいだから』
って洗濯物を取り込んでたり、
『落ち葉が散らばってたから』
って玄関先の掃き掃除してたり、
『週に一度は除菌も兼ねて冷蔵庫の中を掃除するのよ』
って拭き掃除してたり・・・・
『私がやるから大丈夫だよ』
って何度も声をかけたけど、
『お母さんがしたいだけだから。
早くに自立してしまったあなたにしてあげたことなかったから
お母さんが好きでやってるだけだよ』
って。
だから、私は
忙しそうに動く母の後ろに
べったりくっついて
いろんな話しをした。
母とは年に一度会える程度。
電話ではよく話してるけど、
やっぱり顔を見て話せるって嬉しい。
夕食は外食しようかとも考えたけど
結局、我が家で。
みんなでテーブルを囲んでる時
母が何度となく、
『おいしいね。本当においしい。
みんなで食べるご飯は本当においしい。』
って繰り返し言ってた。
母の旦那さまの転勤で
関西に移って8年。
あと3~4年で愛知に
帰って来られそうとの事。
『愛知に帰ってきたらこの家の近所で住まいを捜すから、
週末にはこうしてみんなで食事したりしようね。
お母さんはそれが夢だわ。それさえ叶えば何もいらない』
そう言って楽しそうに笑う母と、
結婚して18年も経つのに
旦那さまと仲よさそうにしている
姿が見られて私は嬉しかった。
一泊二日の短い時間だったけど
本当にいい時間だった。
帰る車を見送る時は
寂しくって泣いちゃいそうだったけど、
さすがに大人だからガマンした。
そして、
連休も明けまたいつもの日常。
朝は夫のお弁当をつくり、
子供達を送り出し、
バタバタと家事を済ませ
お仕事に取り掛かる・・・
いつもと変わらない。
でも・・・・・
落ち葉が全くないピカピカな玄関先と
ピカピカな冷蔵庫の中を見て
『あっ、お母さんも京都でがんばってるな』
って思いだし、
『私も頑張ろう』
って思うのでした。