成年後見制度とは | 大阪のイクメン司法書士・行政書士のブログ

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成年後見制度とは

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私たちは契約を前提とする社会に生きています。

「お店で商品を買う」という日常的なことも、実は契約です。

「お店で商品を買う」こと以外にも、

不動産や預貯金などの財産管理契約

介護サービスの利用や施設への入所契約

など、生活のなかで契約をする場面があります。

契約をするには、結果を予想する判断能力が必要となりますが、判断能力が十分ではない場合、自分にとって不利益な契約を結んでしまい、その結果、悪徳商法の被害にあうこともあります。

判断能力が不十分な方々の権利や財産を、法律面や生活面から保護し支援するためのしくみ、それが【成年後見制度】です。

成年後見制度

成年後見制度】には、【法定後見制度】と【任意後見制度】の二つがあります。

法定後見制度

法定後見制度は、支援を受ける「本人」の判断能力の状態によって、

後見(判断能力の減退程度が重度

保佐(判断能力の減退程度が中度

補助(判断能力の減退程度が軽度

の三つの支援制度が用意されています。


そして、本人を支援する人として

後見の場合=成年後見人

保佐の場合=保佐人

補助の場合=補助人

が選任されます。

なお、任意後見制度で本人を支援する人は、任意後見人です。

後見人保佐人補助人は、家庭裁判所が選任します。


後見人は、本人の権利や利益を守るため、

◆本人に代わって必要なことを行う(代理権

◆本人が行うことに関して同意する(同意権

◆本人が不利益な契約をしてしまったときにその契約を取り消す(取消権

をすることによって、本人を保護・支援します。






在留資格認定証明書交付の申請手続や
就労ビザに変更申請など

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