台風通過もなんのその、昨日も懲りずに行ってまいりました、ミーツアート&夜のピクニック。
自身3度目のホールオブホルズ&高山植物園コース、
今回は青空カフェのmixiコミュで集まったメンバーにて。
雨やら暴風やらの予報で当初8名の参加予定が、キャンセル続き4名に。
それでも集まったツワモノ3名は、バス&ケーブル移動予告にもかかわらず、がっつり山スタイル。
お昼は登六庵にて山上名物ライスカレー。
カレーの海の上に、六甲アイランドのように浮かぶライス島。
濃い霧がたちこめる山上エリアには人の気配もなく、店内は貸し切り状態に。
雨でも楽しめるホール・オブ・ホールズは団体客もあって盛況。
コンサートでは正面のいちばん大きなやつも聴けました。
外に出ると視界はこんな感じ。
そんな中でも、蓑虫さんは元気でした。
高山植物園では、作品解説の女の子が親切にも園内を案内してくれたので、
お礼にいつものあずまやでカプチーノをごちそう。
ガチで山スタイルの場違いな4人に興味津々、
5歳の頃に白馬岳に登った記憶が忘れられなくて、
山登り始めてみたいけど、女子大生で周りにあまりそういう友達がいないとのこと。
いつでも青空カフェにおいで。
17時からジャズライブを鑑賞して、ケーブルで下りる予定だったけど、
雨もほとんど降ってないし、晴れ間も出て来て、寒くもなく、
「これ歩いて下りれるんちゃうん?」というノリに。
天覧台からの夜景とジャズはベストマッチ。
ライブ終了後、仕事のナイトハイクが中止になったランドネーゼを交えて、下山開始。
みんな慣れた足取りでスイスイ、30分ほどで広場に到着。
持ち寄った食べものを広げて、ささやかなハロウィンナイト。
場の空気的に仮面はなしで…
弾き語り、ならぬギタレレ漫談はあり。
せっかくパーコレーターで淹れたてのコーヒーそっちのけで、
火打ち石ならぬマグネシウム(?)でサバイバル時用に火おこしの実演に励む山男とランドネーゼ。
どういう状況をシミュレーションしているのか、
そしてどこへ向かおうとしているのか。
帰った後も、ずっと考えていたことがある。
目の前に、一瞬大きく燃え盛って、今は消えそうな炎がある。
今宵、また勢いを取り戻すはずが、台風にかき消されてしまった。
冬の寒さに、負けてしまうのだろうか。
消えないように小さく囲って、キャンドルのようにほのかに灯し続けることはできるかもしれない。
でもそれだけでは、深い森の中では暗すぎる。冬の山の中では寒すぎる。
もっと大きな火柱を立てるつもりじゃなかったかい?
今必要なのは、
小さくなった火が消えないように守り続けること?
それとも、新しく燃え盛る炎を求めて火打ち石を鳴らし続けること?
ある人は言った。「火さえ起こせりゃなんとかなる!」
僕もそう思う。
(上の文章はメタファーです。ご自由に解釈ください。)