高松の欠場が響いた試合


J1第3節 3月30日(日)瑞穂陸上競技場 19:03 8,764人

    名古屋グランパスエイト 2 - 1 大分トリニータ
                 1-1     
                 1-0

【得点者】
前半 3分 玉田 圭司(名古屋)
前半39分 金崎 夢生(大分)
後半25分 マギヌン (名古屋)
 
【大分スタメン】   
GK 1西川 周作
DF 4深谷 友基 6森重 真人 22上本 大海
MF 3ホベルト 5エジミウソン 8金崎 夢生 11鈴木 慎吾 33藤田 義明
FW 10ウェズレイ 19前田 俊介 

【大分リザーブ】
GK 16下川 誠吾
DF 24山崎 哲也  
MF 2小林 亮 7西山 哲平 17根本 裕一
FW 18市原 大嗣 21松橋 優

●シャムスカ監督

「今シーズン、開幕からずっと調子が良い状態できていました。
そして開幕3連勝という短期の目標を立てていましたが、残念ながら達成できませんでした。
その原因としては、これまでと同じレベルのサッカーをすることができなかったことがあります。
しかしながら、ビッグクラブ相手に、調子の悪い中、それなりのゲームができたと思います。
名古屋は、今日のようなゲームならば十分タイトルを狙えるチームと思います。

我々の内容が悪かった理由としては、パスミスがかなり目立ったことでした。
これまでは今日ほどミスはありませんでした。雨という悪いコンディションでしたが、
これまでは雨という状況でもしっかりパスをつなげていたのですが、今日はできませんでした。
コンディションや自分達の戦い方ができないという難しいゲームの中、
なんとかゲームを作っていたと思います。選手たちは最後の最後まで諦めず、
頑張りと気迫でゲームを組み立てようとしていたと思います。
この状況ならば引き分けでも仕方ないという内容だったと思います」

Q:高松選手がいなかった影響は?

「たった一人がいなかっただけで、こういう結果になるとは思っていません。
今日はパスの質が悪かったということが要因であり、
パスの質に高松がいないことは関係ありません。
ただ、高松くらいの選手ならば、どこのチームでも不在の場合は大きな影響を及ぼす、
そういった選手であることは確かです。
しかし、今日の試合は全体的にパスの質が悪かったということです。高松は関係ありません」


Q:今年の名古屋はサイド攻撃と若い選手が活躍していますが、これに対する対策は?

「サイドからの攻撃は、今年良くなっているのは確かです。
しかし、昨年も3バックだったにもかかわらずサイドからの攻撃というのは
名古屋にとって最も有効な攻撃の形でした。
それに加え、今年は全体のスピードやコンパクト感、高い位置からのプレスなど、
良くなっていますし質も高くなっています。
けれど、サイドからのクロスが名古屋の有効な攻撃の形というのは変わっていないと思います」

●金崎夢生選手

「今日は押し込まれる場面が多い試合でしたし、攻撃のチャンスもなかなか作れませんでした。
向こうの攻撃がすごく良かったです。
DFと中盤の間で、うまくボールを回してつなげられれば良かったんですが、
試合のペースは完全に相手にあったと思います。
けれど、少ないチャンスでももう1点取れたら良かったと思います」

Q:ゴールの感想は?

「僕はクロスに合わせただけです。下もすごく滑っていたし、
ちょうど良い形でゴールに入っていったと思います」

Q:今後の修正点は?

「大分に帰って攻撃も守備もしっかり反省しなくてはと思います。
今日は1点で終わってしまいましたけど、あと2~3点取れるようにしたいと思います。
もちろん、守備もしっかり建て直したいです」




高松の負傷欠場で更に厳しい戦いを強いられることになったトリニータ
今こそ、「One Heart, Big Challenge!」心をひとつにして戦う時ですね。
この試合から根本が復帰、市原もメンバーに選ばれ、
高松の抜けた穴を埋めるべく、攻撃的布陣で臨みます。

今日は西日本から東日本のほとんどが雨ということで、名古屋も例外になく雨
選手が怪我をしないこと、応援に行かれているサポーターのみんなが風邪を引かれないことを
願いつつ試合開始です。今日は速報を気にしながら・・・

試合開始からウェズレイ、前田のシュートといい感じかと思った矢先
前半3分、中村のクロスを玉田が飛び込んで先制のゴールを許してしまいます
今日も先制点がどうしても欲しかっただけに残念です・・・

前半39分、右サイドから藤田のパスに夢生がダイレクトで合わせて同点ゴール!
ウェズレイが厳しいマークにあい、前田がもう少しの中、よく追いついたと思います。

前半は1-1で終了、シュート数は共に3本ですが、名古屋にかなり押されているようで
高松の欠場が響いているようですね。
後半、優や根本の出番を期待して・・・

後半も名古屋が押し気味で試合を展開して、サイドからの攻撃を自由にしているようです。
後半22分、前田に代わって松橋優を投入します、前田は新潟戦同様に
立ち上がりこそ良かったものの、消える場面が多くなり、今後の課題を残しました。

名古屋の左サイドの攻撃が鋭い中、竹内のクロスからマギヌンが勝ち越しのゴール

後半36分、シャムスカはエジに代えて市原を投入、勝負に出ます、市原は今シーズン初出場ですね。
更に後半42分大海に代えて西山を投入、点を取りに行きます!

みんな頑張りましたが1-2で3連勝ならず・・・

名古屋がサイドの使い方が光った試合だったようですね。
クロスをかなり上げられていたようで、
トリニータも課題の見つかった試合となったのではないでしょうか。
高松の欠場が響いたようですが、
代わりの選手にはボールをしっかりキープ出来るような動きを期待したいですね。
全員で高松の穴をカバーしてもらいたいと思います。

そんな中でも夢生のゴールは収穫だったと思います、これからの活躍がますます楽しみです。

気持ちを切り変えて2日はガンバ戦、また頑張りましょう!