長男が亡くなって、今日で、ちょうど3年になる。
とても天気のいい日曜日の朝に生まれて、
同じく晴れ渡った空の日に
帰って行った。
突然のことだった。
でも、生まれた時から予告されたような、そんな日でもあった。
22年間、家族みんなで頑張った。
生後まもなく人工肛門になり、
心臓を2回手術し、
胃瘻から人工栄養を注入して、
気管切開になった。
4歳になって、長い入院生活から、
在宅介護にするか、施設へ入所するか、
決断を迫られた時、
在宅介護を選択したのは、
私がどの医療従事者よりも、上手に彼のケアを出来たから。
このまま病院にいれば、死なない程度に生きていくだけかも知れない。
病院だけでは行き届かない。
まだこの子は元気になる。
けれども、自分の人生の時間を全て捧げて、それが出来るのか、
常に葛藤をしていたのは事実。
今思えば、楽しかった。
私の人生はチャレンジに満ちている。
Mann kann nicht alles haben
でも、やれることは残っているはず。
彼との生活が、私に教えてくれた。
あきらめず、やろう。
出来る範囲を見つけよう。
彼がいないことを
家族はそれぞれに受け止めて、
前に進んでいる。
みんなそれぞれに大変だったけど。
彼を誇りに思う。
私の大事な大事な可愛い子。
